大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・物語を丁寧に読み味わいます。
・物語世界全体に目を配り、その魅力を理解します。

【講義概要】
・『平家物語』巻三の原文を通読します。常に物語全体を見渡しつつ、流れや背景を丁寧に説明致します。
・毎回補助プリントを用いて、同時代史料・絵画資料・地図・系図も参照しながら、史実との関係、人物の描かれ方、合戦に関する知識などについてもわかりやすく解説致します。

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 1(火) 巻三「赦文」「足摺」
第2回 2019/10/ 8(火) 巻三「御産」「公卿揃」
第3回 2019/10/15(火) 巻三「大塔建立」「頼豪」
第4回 2019/10/29(火) 巻三「少将都帰」
第5回 2019/11/ 5(火) 巻三「有王」「僧都死去」
第6回 2019/11/12(火) 巻三「飈」「医師問答」
第7回 2019/11/19(火) 巻三「無文」「燈炉之沙汰」「金渡」
第8回 2019/11/26(火) 巻三「法印問答」
第9回 2019/12/ 3(火) 巻三「大臣流罪」「行隆之沙汰」
第10回 2019/12/10(火) 巻三「法皇被流」「城南之離宮」

【ご受講に際して】
◆すでにお持ちの『平家物語』テキストがございましたら、そちらをご持参ください。その場合は指定テキストを新たに購入する必要はございません。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『平家物語 覚一本 全 改訂版』（武蔵野書院）（ISBN:978-4838606504）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	平藤 幸
肩書き	鶴見大学・日本大学・早稲田大学講師
プロフィール	博士(文学)。専門分野は日本中世文学・軍記物語。著書『平家物語 覚一本 全』(共著、武蔵野書院、2013年)、『中世文学十五講』(共著、翰林書房、2011年)、論文「萩明倫館旧蔵長門本『平家物語』首両巻をめぐって」(『軍記物語の窓 5』2017年)など。