大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・織田信長と明智光秀に関する、最新の研究成果を理解する。

【講義概要】
近年、織田信長と明智光秀の研究は格段の進歩を見せており、従来の二次史料(後世の編纂物)に拠った、古い考え方は改められています。なかでも「革新者」と捉えられた信長像はおおむね否定的な見解が提示され、彼の政策はすでに諸大名が実行していたことが明らかにされています。光秀も来年の大河ドラマで主人公として登場するので、研究が進んでいます。講義は具体的に史料を提示しながら、わかりやすく解説をします。

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/31(木) 明智光秀の前半生
第2回 2019/11/ 7(木) 明智光秀の後半生
第3回 2019/11/14(木) 織田信長の諸政策
第4回 2019/11/21(木) 上洛以後の織田信長
第5回 2019/11/28(木) 本能寺の変の諸説(1)
第6回 2019/12/ 5(木) 本能寺の変の諸説(2)

【テキスト・参考図書】
参考図書
『信長政権―本能寺の変にその正体を見る―』（河出書房新社）（ISBN:978-4309624563）草思社から8月に文庫版の刊行予定あり

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	渡邊 大門
肩書き	株式会社歴史と文化の研究所代表取締役
プロフィール	1967年神奈川県生まれ。関西学院大学文学部史学科卒業。佛教大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役。専門分野は、日本中世政治史。著書に『信長政権』(河出ブックス)、『謎とき東北の関ヶ原　上杉景勝と伊達政宗』(光文社新書)など多数。