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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-05 / 日本史 / 学内講座コード:230226

「続日本紀」を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 7日(月)~12月23日(月)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
30
その他
ビジター価格 34,155円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・日本の奈良時代史を叙述する上で、基礎的で根本的な歴史文献である『続日本紀』を扱います。
・日本の古代史料そのものを読み、文字・記事の正確な理解の仕方と多様な解釈を学びます。
・史料の解読を通じて、古代社会では何が関心事とされていて、人々の姿がどのように描かれていたかを学び取ります。
・史料解釈の多様さと解読の難しさを、また記載内容の限界やその理由などを考えていきます。

【講義概要】
『続日本紀』には漢文・書き下し・現代語訳の3種類の本がありますが、そのうちの漢文を基本教材にしていきます。それは、書き下しもまた現代語訳も、書き手の解釈が入ってしまい、原文にそのように書いてあるのかどうか、ほんとうにそう読めるのかがあいまいになってしまうからです。古代史を叙述するもととなっている記事がどのようなものだったのか、その確実な史料を対象とするところからスタートして、古代史を読み解いていきましょう。とはいえ長編である『続日本紀』をすべて読んでいくとなれぱ際限なくかかってしまいますので、各巻のうちから講師が適宜数か条を取り上げる抜き読みの形で進めていきます。なお講座の全体の見通しとしては『続日本紀』40巻中の36巻までを対象としますが、今学期は4巻から6巻目までを扱うこととします。

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 7(月) 『続日本紀』第四巻を読む(1)
第2回 2019/10/21(月) 『続日本紀』第四巻を読む(2)
第3回 2019/10/28(月) 『続日本紀』第四巻を読む(3)
第4回 2019/11/11(月) 『続日本紀』第四巻を読む(4)
第5回 2019/11/18(月) 『続日本紀』第五巻を読む(1)
第6回 2019/11/25(月) 『続日本紀』第五巻を読む(2)
第7回 2019/12/ 2(月) 『続日本紀』第五巻を読む(3)
第8回 2019/12/ 9(月) 『続日本紀』第六巻を読む(1)
第9回 2019/12/16(月) 『続日本紀』第六巻を読む(2)
第10回 2019/12/23(月) 『続日本紀』第六巻を読む(3)

備考

【ご受講に際して】
◆教材となる漢文のテキストは、コピー配布します。書き下しがなされている本や現代語訳されている本は、参考図書としてあげておきますので、必要と思われる方はご持参下さい。
◆2018年度秋講座の続きですが、はじめての方も歓迎いたします。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『新日本古典文学大系12 続日本紀一』(岩波書店)(ISBN:978-4-00-240012-9)
『東洋文庫457 続日本紀1』(平凡社)(ISBN:978-4-582-80457-7)
『古典文庫 完訳注釈続日本紀第一分冊』(現代思潮新社)(ISBN:978-4-329-00375-1)
『続日本紀(上)』(講談社)(ISBN:978-4-06-159030-4)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 松尾 光
肩書き エクステンションセンター講師
プロフィール 1948年東京都生まれ。学習院大学大学院博士課程単位修了。博士(史学)。高岡市万葉歴史館主任研究員・姫路文学館学芸課長・万葉古代学研究所副所長など歴任。兼任で鶴見大学・中央大学・早稲田大学非常勤講師を務めた。日本古代史専攻。単著16冊、編著11冊。最近作は『古代史の思い込みに挑む』(笠間書院)。
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