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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-16 / 文学 / 学内講座コード:230118

戦後文学を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月18日(金)~11月29日(金)
講座回数
6回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
17,820円
定員
30
その他
ビジター価格 20,493円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・戦後(昭和後半)文学を検証する。
・現在とどう異なり、どう重なりあうかを見極める。

【講義概要】
戦争および敗戦による疲労・脱力のなかから、一群の新文学が出現しました。復興エネルギーの拠りどころとなる芸術を待ち望んでいた読者からの圧倒的支持をえて、たちまち文学シーンの中心へと躍り出ました。が、世間が「もはや戦後ではない」との気分に覆われるようになったころ、しずかに退潮してゆき、今では省みられることも少なくなりました。あれらは一時的にしか意味のない文学だったのでしょうか?

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/18(金) 戦争が終った! ― 敗戦直後の文学環境。老大家の復活やら無頼派やら。
第2回 2019/10/25(金) 第一次戦後派の文学 ― 野間宏の登場。その初期作品の意味合い。「暗い絵」「崩解感覚」などに言及。
第3回 2019/11/ 8(金) 第一次戦後派の文学・続 ― 椎名麟三の出現。日本中が意表を突かれた特異な作風。「永遠なる序章」などに言及。
第4回 2019/11/15(金) 第二次戦後派の文学 ― 武田泰淳の広がり。戦後批判という新たな視点。「蝮のすゑ」「滅亡について」「司馬遷」などに言及。
第5回 2019/11/22(金) 第二次戦後派の文学・続 ― 堀田善衞の今日性。わが国をどう考えるかの文学。「歯車」「広場の孤独」「方丈記私記」などに言及。
第6回 2019/11/29(金) 戦後文学に親しむとは? ― 雑誌「近代文学」派を参考に、戦後文学の特殊性と普遍性。本多秋五「物語戦後文学史」その他に言及。

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 多岐 祐介
肩書き 日本大学講師、武蔵野大学講師
プロフィール 1949年生れ。早稲田大学第一文学部卒(1975年)。文芸批評家。出版社勤務の後、早稲田大学文学部、日本大学藝術学部、武蔵野大学文学部にて講師。著書に『批評果つる地平』『文学の旧街道』がある。
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