検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-03 / 世界史 / 学内講座コード:130318

古代メソポタミア史詳説

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 5日(土)~12月14日(土)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
30
その他
ビジター価格 34,155円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
・古バビロニア時代のラルサ市から出土した「ハンムラビ王書簡」をメインの資料に据えて、彼が目指した統一国家像と当時の社会の実情との相関性を考えていきます。

【講義概要】
前期に引き続き、前18世紀に登場したバビロン王ハンムラビ(在位前1792~1750年)の内政にテーマを置き、統一戦争直後の南部シュメール地方占領地に派遣された行政官僚たちに対し、王自身が直接指示を与えた行政書簡や、各地の官僚や市民たちが残した記録類(ラガバ文書など)からそのあり方を分析していきます(邦訳はプリントして毎回配付予定)。近年の研究によって明らかになってきたハンムラビの内政上の業績と社会政策の背景を、受講生の皆様と具体的に考察します。途中参加の受講生の方も歓迎いたします(最初に前期講義の概要を解説予定)。

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 5(土) 古バビロニア時代前期−イシン・ラルサ時代−の政治史・社会経済史の概要
第2回 2019/10/12(土) ハンムラビの業績とラルサの占領地行政のあり方
第3回 2019/10/19(土) 内政指針としての『ハンムラビ「法典」』
第4回 2019/10/26(土) 「ラルサ出土・ハンムラビ王書簡」(1)
第5回 2019/11/ 9(土) 「ラルサ出土・ハンムラビ王書簡」(2)
第6回 2019/11/16(土) 「ラルサ出土・ハンムラビ王書簡」(3)
第7回 2019/11/23(土) 「ラルサ出土・ハンムラビ王書簡」(4)
第8回 2019/11/30(土) 「ラルサ書簡」より
第9回 2019/12/ 7(土) 「シッパル文書」より
第10回 2019/12/14(土) 「ラガバ文書」より

備考

【ご受講に際して】
◆春学期・秋学期で募集しますが、実際には1年を通じて1つのテーマを追う講座として計画を立てております。
◆資料を整理するためのA4判ファイルをあらかじめご用意ください。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『歴史学の現在 古代オリエント』(山川出版社)(ISBN:978-4634646001)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 川崎 康司
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 東京都出身、早稲田大学大学院修了。専攻分野は古代メソポタミア史。主な著訳書に『歴史学の現在―古代オリエント』(共訳、山川出版社)、『世界古代文明誌』(共著、原書房)、『古代オリエント事典』(共著、岩波書店)、『ヨーロッパの分化と統合』(共著、太陽出版)、『朝倉世界地理講座6 西アジア』など。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.