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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-02 / 世界史 / 学内講座コード:130315

オリエントの考古学 土・火・色の技術

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 4日(金)~12月13日(金)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
35
その他
ビジター価格 34,155円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・オリエントにおける土の文化についての概要を習得します。
・メソポタミア周辺の彩文土器などの焼成技術について理解を深めます。
・遺跡の発掘調査や実験考古学の現状について学びます。

【講義概要】
本講義では、まずオリエントにおける土の文化について、建築遺構としてのタウフやレンガを概説して、現代の民族例も紹介します。つぎに、土と火の出会いにより生まれた土偶や無文土器、土と色の融合による彩文土器について詳説します。また、シリアとトルコの遺跡で講師が発掘してきた土器工房址について解説します。さらに、人類史における色へのこだわりや、メソポタミア周辺における焼成技術の発展を説明し、講師の実験研究成果も披露します。

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 4(金) メソポタミア周辺の環境―気候変動と適応
第2回 2019/10/11(金) 土の文化―タウフからレンガへ
第3回 2019/10/18(金) 現代の農村での暮らし−シリアとトルコの民族例
第4回 2019/10/25(金) 土と火の出会い―テラコッタと粗製土器
第5回 2019/11/ 8(金) 土と色の融合―彩文土器の発明
第6回 2019/11/15(金) 土器工房址の発掘調査―メソポタミアの遺跡
第7回 2019/11/22(金) 色へのこだわり―壁画から彩釉タイルまで
第8回 2019/11/29(金) 土器焼成窯と顔料―パイロテクノロジーの進展
第9回 2019/12/ 6(金) 実験考古学―メソポタミアの彩文土器を復元する
第10回 2019/12/13(金) まとめ―メソポタミア周辺の土・火・色

備考

【ご受講に際して】
◆これまでの拙講「オリエントの考古学」の内容を踏まえていますが、初めての方でも受講できます。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『都市の起源 古代の先進地域=西アジアを掘る』(講談社)(ISBN:978-4062586238)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 小泉 龍人
肩書き メソポタミア考古学教育研究所代表、早稲田大学講師
プロフィール 1964年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科後期博士課程単位取得満期退学。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は、メソポタミア考古学、比較都市論、古代ワイン。主な著書に『都市の起源』(講談社)、訳書に『考古学のあゆみ』(朝倉書店)他。国立科学博物館の特別展「ワイン展」に携わる。
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