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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-02 / 世界史 / 学内講座コード:130310

メディチ家の歴史 フィレンツェに遺された400年の文化遺産

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 4日(金)~12月13日(金)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
40
その他
ビジター価格 34,155円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・メディチ家について通史的な理解を深めます。
・メディチ家がフィレンツェに遺したさまざまな文化遺産を多面的に学びます。

【講義概要】
金融業で得た富と政治力によって15世紀にフィレンツェの実質的な支配者となり、また学芸を保護するパトロンとしても名を馳せたメディチ家。フィレンツェとメディチ家は今も光輝に満ちたルネサンスのシンボルとなっています。しかしながら、フィレンツェとメディチ家のつながりはその後も継続しました。16世紀前半にメディチ家嫡流(兄脈)が途絶えると、傍流(弟脈)から君主としてのメディチ家が誕生し、フィレンツェを首都とするトスカーナ大公国を18世紀初頭まで統治することになります。フィレンツェとメディチ家の結びつきは、むしろ君主時代の方が長く、街のあちらこちらにそのモニュメントをみいだすことができます。
この講座では、政治権力を掌握して最初のメディチ支配体制を築いたコジモ(1389-1464年)から、メディチ家最後のトスカーナ大公となったジャン・ガストーネ(1671-1737年)までの同家の歴史をたどり、彼らが政治、経済、文化、芸術、宗教などにおいて果たした歴史的な役割を探ります。メディチ家代々の主要メンバーやその周囲にいた人びとの個性豊かな人物像とその多様な活動を紹介するとともに、ウッフィーツィ美術館などに所蔵されているゆかりの美術作品をはじめ、メディチ家によってフィレンツェに残されたさまざまな文化遺産について考察します。

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 4(金) イントロダクション:中世のフィレンツェとメディチ家
第2回 2019/10/11(金) メディチ家の台頭と支配の礎:コジモ・デ・メディチ
第3回 2019/10/18(金) フィレンツェ政治の主役たち:コジモからピエロ、ロレンツォ(イル・マニフィコ)へ
第4回 2019/10/25(金) ルネサンス文化とメディチ家:15世紀メディチ家3代のパトロネージ
第5回 2019/11/ 8(金) メディチ家出身の教皇たち:レオ10世とクレメンス7世
第6回 2019/11/15(金) 君主としてのメディチ家と初代トスカーナ大公:コジモ1世
第7回 2019/11/22(金) 大公国の繁栄:フランチェスコ1世とフェルディナンド1世
第8回 2019/11/29(金) ガリレオを庇護した大公たち:コジモ2世とフェルディナンド2世
第9回 2019/12/ 6(金) メディチ家の終焉:コジモ3世とジャン・ガストーネ
第10回 2019/12/13(金) エピローグ:メディチ家の遺したもの

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『メディチ家』(講談社)(ISBN:978-4061494428)
『メディチ家の黄昏』(白水社)(ISBN:978-4560081921)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 三森 のぞみ
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール イタリア中世史専攻。慶應義塾大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。イタリア政府給費留学生としてフィレンツェ大学に留学。共著として『イタリア都市社会史入門』(昭和堂)、訳書にキアーラ・フルゴーニ『アッシジのフランチェスコ ひとりの人間の生涯』(白水社)などがある。
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