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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-09-29 / 日本史 / 学内講座コード:130235

茶の湯の歴史 禅と茶・真髄編〔禅寺にて座禅及び法話〕 禅茶一心 禅と茶を通して己の姿をみる

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 1日(火)~12月10日(火)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
30,881円
定員
20
その他
ビジター価格 35,336円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講義概要】
本講座では「禅」・「茶」・「心」を一心にしながら自らの心と向き合い、心に振り回されることなく、我を張らず、われこそはと慢心しない心の誠を感じていただき、禅・茶の教えである「心の師となれ心を師とせざれ」を体現することを目標といたします。
『南方録』・覚書の冒頭に「仏法をもって修行得道することなり」と仏の教えが茶の修行で最も大切なことが語られています。本講座では『南方録』を参照しながら「禅」と「茶」と「心」をつないでいきます。
1400年代、村田珠光は禅僧一休宗純に参禅。心の「我慢我執」が一番難儀であり、これを払拭するには、大般涅槃経にある「心の師となれ心を師とせざれ」を心の支えとし、茶も仏法の中にあると悟ります。そして日本独自の“わび茶”を誕生させました。この“わび茶”は武野紹鴎、千宗易と受け継いでいきます。
千宗易は、禅僧・南坊宗啓に「茶の心は仏法の中にあり、茶を学ぶことは仏法を学ぶことである」と教示します。禅と茶は同じ境地にあり、茶の心をもって仏法修行することを導きました。
【南方録とは】禅僧・南坊宗啓が千宗易に茶を学んだ時、千宗易がわび茶の心構えを南坊宗啓に語り、南坊がこの教えを手記した備忘録といわれています。南方録が稀代の宝典とされるのは、南坊宗啓が手記したものを毎回千宗易にみせると、宗易は更に之を観閲して誤りはないと証明したところにあります。第一巻「覚書」の冒頭には「小座敷の茶の湯は第一仏教を以て修行得道する事也」とあります。ここに、茶の湯は単なる飲食や遊びではないことは無論のこと、ただの趣味、技術でさえもないこともしっかり宣言されています。『南方録』の真偽は別として何故に茶道第一の書として重視されてきたのか、日本の精神文化史における意義と茶と禅そして自分の心とむきあい、みつめて戴く講座です。

備考

【ご受講に際して】
◆茶道の経験は全く関係なく心を学ぶ講座です。
◆継続受講者・茶道に興味のある方が学ぶ講座です。
◆禅寺参拝は現地集合・現地解散となります。交通費等の費用は別途実費ご負担となります。
◆受講料には座禅体験費が含まれております。
◆『茶の湯の歴史 基礎編、入門編、禅と茶・詳解編/真髄編、武将編』のご受講にあたって、特に順序の定めはありません。
◆年間(春学期・秋学期)を通して学ぶ講座です。春学期は『南方録』の滅後の巻。無門関・碧眼録を勉強しました。秋学期も引き続き『南方録』・無門関、碧眼録etcを勉強する予定です。
◆秋学期からでも受講出来ます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 山崎 仙狹
肩書き 禅茶・茶道研究家、華道家、吉備国際大学客員教授
プロフィール 禅茶一心・茶禅一味「禅茶・仙狹會」主。「早稲田大学禅茶・仙狹會」会長(受講生を中心とした会)。禅と茶と基に日本独自の茶の道「わび茶」が誕生。茶は仏法の中にあり、その心は正直に慎み深くおごらぬ様生きることである「わび茶」の中には香・華・庭・菓子なども含む日本の総合文化を伝承する。「日本文化学」を各大学・専門学校・仙狹道場にて日本茶道の原点「わび茶」「養う花を生ける」ことを指南。和装着装講師。
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