講座詳細情報
申し込み締切日:2019-09-29 / 文学 / 学内講座コード:130118
芭蕉の俳文を読む
- 開催日
- 10月 1日(火)~12月10日(火)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,700円
- 定員
- 50
- その他
- ビジター価格 34,155円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・「幻住庵記」や「烏(からす)之(の)賦(ふ)」など芭蕉の名文を音読し鑑賞する。
・芭蕉の創始した俳文は、和と漢、雅と俗の混淆文であるが、その特色を徹底して分析する。
・俳文史の流れを辿り、子規・虚子・漱石らの近代の写生文への展望も試みる。
【講義概要】
『芭蕉俳文集 上下』(堀切実編注、岩波文庫)に基づき、その内容の特色から(1)芭蕉庵住の世界、(2)芭蕉の所思・感慨、(3)芭蕉の旅中感など、テーマ別に分類し、順序立てて読んでゆく。今回は(2)の4「故郷や句文」からはじめる予定。俳文は多く俳句を文中にとり入れ、『おくのほそ道』などの芭蕉の紀行文の基礎となったものなので、それらの紀行文との関連についても学んでゆく。そして俳文は芭蕉以後、その門人たちや、蕪村・一茶・也有らに受け継がれ、さらに近代の文章史の基礎ともなってゆく。この講座では、そうした広い文章史の視野をもって望みたい。なお、多く俳文に由来する数々の芭蕉の名言についても随時とり上げたい。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 1(火) 芭蕉の俳文を読む
第2回 2019/10/ 8(火) 芭蕉の俳文を読む
第3回 2019/10/15(火) 芭蕉の俳文を読む
第4回 2019/10/29(火) 芭蕉の俳文を読む
第5回 2019/11/ 5(火) 芭蕉の俳文を読む
第6回 2019/11/12(火) 芭蕉の俳文を読む
第7回 2019/11/19(火) 芭蕉の俳文を読む
第8回 2019/11/26(火) 芭蕉の俳文を読む
第9回 2019/12/ 3(火) 芭蕉の俳文を読む
第10回 2019/12/10(火) 芭蕉の俳文を読む
・「幻住庵記」や「烏(からす)之(の)賦(ふ)」など芭蕉の名文を音読し鑑賞する。
・芭蕉の創始した俳文は、和と漢、雅と俗の混淆文であるが、その特色を徹底して分析する。
・俳文史の流れを辿り、子規・虚子・漱石らの近代の写生文への展望も試みる。
【講義概要】
『芭蕉俳文集 上下』(堀切実編注、岩波文庫)に基づき、その内容の特色から(1)芭蕉庵住の世界、(2)芭蕉の所思・感慨、(3)芭蕉の旅中感など、テーマ別に分類し、順序立てて読んでゆく。今回は(2)の4「故郷や句文」からはじめる予定。俳文は多く俳句を文中にとり入れ、『おくのほそ道』などの芭蕉の紀行文の基礎となったものなので、それらの紀行文との関連についても学んでゆく。そして俳文は芭蕉以後、その門人たちや、蕪村・一茶・也有らに受け継がれ、さらに近代の文章史の基礎ともなってゆく。この講座では、そうした広い文章史の視野をもって望みたい。なお、多く俳文に由来する数々の芭蕉の名言についても随時とり上げたい。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 1(火) 芭蕉の俳文を読む
第2回 2019/10/ 8(火) 芭蕉の俳文を読む
第3回 2019/10/15(火) 芭蕉の俳文を読む
第4回 2019/10/29(火) 芭蕉の俳文を読む
第5回 2019/11/ 5(火) 芭蕉の俳文を読む
第6回 2019/11/12(火) 芭蕉の俳文を読む
第7回 2019/11/19(火) 芭蕉の俳文を読む
第8回 2019/11/26(火) 芭蕉の俳文を読む
第9回 2019/12/ 3(火) 芭蕉の俳文を読む
第10回 2019/12/10(火) 芭蕉の俳文を読む
備考
【ご受講に際して】
◆教材資料を配付するが、各自の判断で、岩波文庫『芭蕉俳文集』上巻を用意されて予習していただくと万全である。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『芭蕉俳文集 上(堀切実編注)』(岩波書店)(ISBN:978-4003020692)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆教材資料を配付するが、各自の判断で、岩波文庫『芭蕉俳文集』上巻を用意されて予習していただくと万全である。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『芭蕉俳文集 上(堀切実編注)』(岩波書店)(ISBN:978-4003020692)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 堀切 実 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 東京都出身。文学博士。専門は俳文学、近世文学。主な著書に『表現としての俳諧―芭蕉・蕪村』(岩波現代文庫)、『おくのほそ道―永遠の文学空間』(NHK出版)、『NHK趣味悠々・おくのほそ道を歩こう』(監修)、『現代俳句にいきる芭蕉』(ぺりかん社)。文部大臣賞、現代俳句大賞受賞。 |