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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-07-10 / 日本史 / 学内講座コード:320217

古文書で読み解く真実の江戸時代 地域社会の諸相をみる

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月12日(金)~ 9月 6日(金)
講座回数
7回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
20,412円
定員
24
その他
ビジター価格 23,473円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・教科書に書かれる事柄が真実か古文書から知る
・江戸の農村社会を理解する
・漢文調の独特な言い回し方に馴れる

【講義概要】
ほとんど古文書に触れたことのない方、多少の経験がある方、自力で読みこなせなくとも生の史料で江戸時代を知りたい方を対象に、主に江戸時代の村でよく見られる古文書を用いて、原則各回独立したテーマで地域社会の諸相をリアリティーに史料を通して体験してもらいます。古文書を翻刻と合わせながら読み方、解釈、約束事なども説明しますが、歴史的な解説も多くします。今は自力で古文書の解読が出来なくとも、目と耳と口で馴れることにより、将来的に発展できるようにします。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 7/12(金) 江戸時代の旅について考えます。往来手形、女通手形を通じて、江戸時代の交通制度(女性の旅)や関所についても学びます。
第2回 2019/ 7/19(金) 江戸時代の子供と教育について考えます。寺子屋の定(校則)を通して、生の子供の姿や教育のあり方について学びます。
第3回 2019/ 7/26(金) 前回に引き続き、子供と教育について学びます。
第4回 2019/ 8/ 2(金) 江戸時代の税金について考えます。割付状(課税証書)・皆済目録(領収書)を通じて、四公六民・お米で納税というのは事実なのか、百姓=農民なのかを学びます。
第5回 2019/ 8/23(金) 前回に引き続き、税金について学びます。
第6回 2019/ 8/30(金) 江戸時代の結婚と離婚について考えます。主に三下り半(離縁状)を通じて、女性の立場は弱く、虐げられていたのかについて事実なのかを学びます。
第7回 2019/ 9/ 6(金) 江戸時代の老いと相続について考えます。主に親子契約の古文書を通じて、年金がない時代の隠居後の生活や老親扶養の問題について学びます。

備考

【ご受講に際して】
◆古文書を読みこなせなくとも、史料から見る歴史を学びたいという方でも受講できます。
◆予習は必要ありませんが、復習は十分されることをお勧めします。
◆お手持ちの古文書辞典があればお持ちください。なくとも可。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 西沢 淳男
肩書き 高崎経済大学教授
プロフィール 1964年東京都生まれ。法政大学文学部史学科卒業後、同大学院人文科学研究科博士後期課程満期退学。博士(歴史学・法政大学)。専門分野は、日本近世史、地域史。著書に『代官の日常生活』(KADOKAWA)、『徳川幕府全代官人名辞典』(東京堂出版)などがある。
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