講座詳細情報
申し込み締切日:2019-07-10 / その他教養 / 学内講座コード:220721
二極化するアメリカ 社会思想と宗教から考える
- 開催日
- 7月12日(金)~ 8月 2日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,664円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,413円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・二極化したアメリカの実相を知る。
・分断線を社会思想と宗教の観点から理解する。
・「トランプ派vs.反トランプ派」という見方を更新する。
【講義概要】
アメリカは、とくにトランプ政権が成立して以降、分断化を深めています。二極化している、と言えるほどです。
そうしたアメリカの分断は、たいてい「トランプ派」と「反トランプ派」の対立としてイメージされます。トランプ派は、差別主義的で排外的な人々として、反トランプ派は、平等主義的で寛容な人々として受け取られていることが多いでしょう。そして、良識的なのは反トランプ派だ、という見方がほとんどを占めています。
しかし、果たして、そうした見方でよいのでしょうか?もちろん、正しいのはトランプ派だ、などと言いたいのではありません。そうした見方をしていると、見落とすものがあるのではないか、ということです。
本講座では、主要なトピックを例に挙げ、歴史をふり返りつつ、アメリカの分断についてさまざまな角度から見ていきます。その場合に欠かせないのは、社会思想と宗教の観点です。とりわけ宗教は、日本では盲点になっており、誤解されていることも多々あります。ここでは、分断されたアメリカの実相を深く理解し、その問題点について考えていきます。
〔主要なトピック・キーワード〕
・「文化戦争(Culture War)」
・「創造論vs.進化論」
・「公立学校における祈り」
・「中絶/同性婚」
・「ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)」
・「入国制限令」(2017年)
・「エルサレム大使館移転」(2018年)
・「政教分離」
・二極化したアメリカの実相を知る。
・分断線を社会思想と宗教の観点から理解する。
・「トランプ派vs.反トランプ派」という見方を更新する。
【講義概要】
アメリカは、とくにトランプ政権が成立して以降、分断化を深めています。二極化している、と言えるほどです。
そうしたアメリカの分断は、たいてい「トランプ派」と「反トランプ派」の対立としてイメージされます。トランプ派は、差別主義的で排外的な人々として、反トランプ派は、平等主義的で寛容な人々として受け取られていることが多いでしょう。そして、良識的なのは反トランプ派だ、という見方がほとんどを占めています。
しかし、果たして、そうした見方でよいのでしょうか?もちろん、正しいのはトランプ派だ、などと言いたいのではありません。そうした見方をしていると、見落とすものがあるのではないか、ということです。
本講座では、主要なトピックを例に挙げ、歴史をふり返りつつ、アメリカの分断についてさまざまな角度から見ていきます。その場合に欠かせないのは、社会思想と宗教の観点です。とりわけ宗教は、日本では盲点になっており、誤解されていることも多々あります。ここでは、分断されたアメリカの実相を深く理解し、その問題点について考えていきます。
〔主要なトピック・キーワード〕
・「文化戦争(Culture War)」
・「創造論vs.進化論」
・「公立学校における祈り」
・「中絶/同性婚」
・「ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)」
・「入国制限令」(2017年)
・「エルサレム大使館移転」(2018年)
・「政教分離」
備考
【ご受講に際して】
◆世界情勢の変化によって、講座内容が変更になることがあります。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『アメリカの公共宗教ー多元社会における精神性』(NTT出版)(ISBN:978-4757142282)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆世界情勢の変化によって、講座内容が変更になることがあります。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『アメリカの公共宗教ー多元社会における精神性』(NTT出版)(ISBN:978-4757142282)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 藤本 龍児 |
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肩書き | 帝京大学准教授 |
プロフィール | 76年山口県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。社会哲学、宗教社会学専攻。同志社大学一神教学際研究センター特別研究員などを経て、帝京大学文学部准教授。著書に『アメリカの公共宗教』、共著に『米国の対外政策に影響を与える国内的諸要因』など。 |