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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-07-07 / 日本史 / 学内講座コード:220208

江戸のくずし字〈曲亭馬琴の版本〉を読む 絵草紙『傾城水滸伝』に見る江戸の女性たち

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 9日(火)~ 9月 3日(火)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
30
その他
ビジター価格 26,827円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・江戸の仮名に慣れ、絵解きを楽しみながら馬琴の絵草紙を味読すること
・『水滸伝』翻案にトライした馬琴は何故主人公を女性にしたのか考える
・馬琴最初のベストセラーだが、完結することなく中絶となった理由とは何かを探る

【講義概要】
テキストの『傾城水滸伝(けいせいすいこでん)』は、江戸時代の後期(19世紀)の戯作者・曲亭馬琴の絵草紙作品で、文政8年(1825)正月に初編が発売されたベストセラーです。初めて受講されるかたもおられると思いますので、変体仮名(江戸の漢字仮名)や手ごわい漢字のくずしなどについては、授業の最初に説明いたします。毎回2~3枚ほどを「ゆっくりと、ていねいに、しっかりと」読み進める予定です。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 7/ 9(火) 曲亭馬琴・作『傾城水滸伝』について話と序文などの読み。
第2回 2019/ 7/16(火) 発端の1:天皇の后の勅使が紀伊の国の熊野へ。
第3回 2019/ 7/23(火) 発端の2:勅使は熊野山中に籠る尼聖を求めて山へ。
第4回 2019/ 7/30(火) 発端の3:尼に出会った勅使は案内で山中の霊場へ。
第5回 2019/ 8/ 6(火) 最初の主人公は16歳の京の白拍子・亀菊。
第6回 2019/ 8/20(火) 芸能に長けた亀菊は一の院の坊官の屋敷に宮仕え。
第7回 2019/ 8/27(火) 一の院の寵愛を得た亀菊は武者所の別当に抜擢。
第8回 2019/ 9/ 3(火) 第2の主人公は、武芸に優れた綾おさ。故・父は坂東武者。

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 菅野 俊輔
肩書き 江戸文化研究家
プロフィール 1948年東京生まれ。カルチャーセンターなどの古文書や江戸学の講師のほか、講演、テレビ出演と監修、著述など幅広く活動中。著書『江戸っ子が惚れた忠臣蔵』(小学館)、『江戸の長者番付』『古地図と名所図会で味わう 江戸の落語』(以上、青春新書)、『書いておぼえる江戸のくずし字いろは入門』(柏書房)等。
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