大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・西洋絵画の歴史の中で長らく中心的な主題であり続けて来た人体(人物)に取り組むことで写実におけるより総合的な学びを体験します。
・人体に向き合うことで構造的にしっかりとしたフォルムを描き出すという絵画の基本を学びます。
・フォルムにおける「比率と角度と動き(ムーヴマン)」ということを理解し、デッサン力の基礎を培います。
・人物の内面世界までをも表現できるように描写力を鍛えましょう。

【講義概要】
初回は美術解剖学の基本とフォルムの捉え方の講義のあと、実技(模写)を行ないます。スケッチブックと鉛筆をご用意ください(課題は講師が用意します)。以降は実際のモデルを使っての人物写生(鉛筆デッサン、クロッキー、水彩)の3パターンとなります。基本的に水彩画の講座ではありますが絵の具を使わずデッサン/クロッキーのみをやることも可能です。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 7/12(金) 前半:講義【フォルムの捉え方を学ぶ】 後半:模写
第2回 2019/ 7/19(金) クロッキー(モデル)
第3回 2019/ 7/26(金) 固定ポーズによる水彩orデッサン(モデル)
第4回 2019/ 8/ 2(金) クロッキー(モデル)
第5回 2019/ 8/ 9(金) 固定ポーズによる水彩orデッサン(モデル)

【ご受講に際して】
◆写実的に描くということについて、ある程度の経験と知識があれば初心者でも受講可能です。
◆モデル料は受講料に含まれます。
◆WEB上に掲載されたカリキュラムはあくまでも目安であり、場合により変更することもあります。ご了承ください。
◆補講は8月23日を予定しております。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『水彩学 よく学び よく描くために』（東京書籍）（ISBN:978-4487799756）
『描く・見る・知る・画材を選ぶ 水彩ハンドブック』（グラフィック社）（ISBN:978-4766122671）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	出口 雄大
肩書き	イラストレーター、画家
プロフィール	1962年 鎌倉生まれ。80年代より水彩イラストレーターとして活動。画家でもある。2003年よりオープンカレッジ講師を務める。著書に『水彩学 よく学び よく描くために』（東京書籍）、『描く・見る・知る・画材を選ぶ 水彩ハンドブック』（グラフィック社）。