講座詳細情報
申し込み締切日:2019-08-20 / 日本史 / 学内講座コード:120250
鎌倉武士の怖れた怨霊たち
- 開催日
- 8月22日(木)~ 9月12日(木)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,664円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,413円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・歴史的敗者たちの怨霊化の理由と祟(たた)りの実態を考察する
・日本歴史に特徴的な鎮魂文化や怨(御)霊信仰と、怨霊問題との深い関わりを理解する
【講義概要】
「非業の死を遂げた人物の霊は、祟りの形で怨念を晴らそうとする」とした怨霊思想は、平安貴族社会に続く鎌倉武士社会にも浸透した。武士の台頭にともない、数々の戦乱が繰り返された結果、多くの勝者と敗者が生み出されていった。そして、勝者は敗者の怨霊の祟りに怯え、その鎮魂に苦悩することとなる。本講座では、武士社会における代表的怨霊に焦点を絞り、彼らの怨念と鎮魂の諸相を考えてみる。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 8/22(木) 源義経の怨霊伝説
第2回 2019/ 8/29(木) 後鳥羽上皇の怨霊と承久の乱
第3回 2019/ 9/ 5(木) 楠木正成の怨霊と悪党
第4回 2019/ 9/12(木) 後醍醐天皇の怨霊と南朝の怨念
・歴史的敗者たちの怨霊化の理由と祟(たた)りの実態を考察する
・日本歴史に特徴的な鎮魂文化や怨(御)霊信仰と、怨霊問題との深い関わりを理解する
【講義概要】
「非業の死を遂げた人物の霊は、祟りの形で怨念を晴らそうとする」とした怨霊思想は、平安貴族社会に続く鎌倉武士社会にも浸透した。武士の台頭にともない、数々の戦乱が繰り返された結果、多くの勝者と敗者が生み出されていった。そして、勝者は敗者の怨霊の祟りに怯え、その鎮魂に苦悩することとなる。本講座では、武士社会における代表的怨霊に焦点を絞り、彼らの怨念と鎮魂の諸相を考えてみる。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 8/22(木) 源義経の怨霊伝説
第2回 2019/ 8/29(木) 後鳥羽上皇の怨霊と承久の乱
第3回 2019/ 9/ 5(木) 楠木正成の怨霊と悪党
第4回 2019/ 9/12(木) 後醍醐天皇の怨霊と南朝の怨念
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 鈴木 哲 |
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肩書き | 日本大学講師・学習院大学講師 |
プロフィール | 1948年千葉県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科単位取得退学。専門分野は平安貴族の精神史。著書として『闘譲と鎮魂の中世』(山川出版社)、『文明と文化の諸相』(南窓社)、『怨霊の宴』(新人物往来社)などがある。日本大学等の大学で講義のほか、早稲田大学・学習院大学などで社会人講座を担当。 |