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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-08 / 日本史 / 学内講座コード:210237

数学からみた歴史の出来事 数学を使って裏から覗くと

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月10日(水)~6月19日(水)
講座回数
10回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・歴史の事件を数学から解析します。ただし、数学を使うということは数式や数で説明することではありません。色々な数学的な考え方があることを感じて下さい。
・歴史の出来事は、その前の原因とその後のお話が面白く事件の本質が見えてきます。ちょっと違う視点で事件をみてみましょう。
・数学が使われている本当の姿を社会現象から見てみましょう。こんな所にも数学がというような驚きを少しでも体験して頂ければと思います。

【講義概要】
短気だと思われている織田信長は、交渉と政治経済が得意です。さらに会計や暦にも詳しそうです。武勇の塊のような加藤清正や宮本武蔵がお城、治水、町割りの計算をします。現代の物理法則で説明しなければならないような工夫で武器を作る人もいました。暦を作るための計算をしていた人は、比叡山にも町場にもいました。数理経済を基にしたような政策で、江戸の地方財政を立て直そうとした人もいます。不思議と、そういう人たちが悪者扱いされたりしています。普通の事を考えていたら新しい問題を解決できません。既存の理論を崩す発想が必要です。国の立て直しには、経済政策や通貨理論に数学的な発想が必要です。金や銀の産地に頼っただけの戦国武将は尼子氏のように滅びます。地方の特色を徹底的に使って国を経営し、大きくしなければなりません。歴史的な出来事に科学、特に数学や物理の見方から焦点をあてたいと思います。太陽黒点が日本の歴史に大きな影響を及ぼすことだってあるからです。今回の主な内容は次のようなことを予定しています。難しい話ではなく楽しく聞ける話をして、関連した色々なことを勉強したいと思います。
・殺生石のお話
・11年ごとの悪いこと(太陽黒点のいたずら)
・お城の作り方にもある流派?
・和算の話
・二代目の役割
・上杉謙信の実力は?
・丹羽長秀と加藤清正と藤堂高虎
・赤山陣屋と伊奈氏のお話
・二宮金次郎の本当のお仕事

備考

【ご受講に際して】
◆授業では現在の経済状態についても言及します。
◆経済情勢等の変化によって、講座内容が変更になることがあります。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 柳谷 晃
肩書き 早稲田大学高等学院教諭、早稲田大学講師
プロフィール 早稲田大学大学院理工学研究科数学専攻博士課程修了。町工場の品質管理、証券会社でMBAの数学研修などを経て現職。専門は、微分方程式と数理モデル。著書『日本を救う数式』(弘文堂)、『その数式が信長を殺した』(KKベストセラーズ)、『世の中の罠を見抜く数学』(セブン&アイ出版)ほか多数。
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