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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-06 / 芸術・文化 / 学内講座コード:110427

ヨーロッパ中世の美術 初期キリスト教およびビザンティン美術(3・4世紀~15世紀)

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月8日(月)~6月24日(月)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・地中海世界におけるキリスト教信仰の広がりとその美術の歴史を概観すること。
・中世には東のギリシア正教、西のローマ・カトリックというキリスト教の流れが確立されてゆきます。本講座では、特に東のギリシア正教系の世界、すなわちビザンティン世界の聖堂や壁画、イコン(板絵)などの美術を、画像資料を用いて紹介し、それらの背景にある思想、諸要件の理解を目標とします。
・西欧中世のロマネスク美術、ゴシック美術などとの相違を意識し、東西中世美術の総体に向けた広い視野を養います。

【講義概要】
キリスト教は、ユダヤ教の偶像忌避思想の影響下に生まれながら、瞬く間に画像(イコン)が重要な役割を担ってゆく宗教となりました。キリスト教美術形成期の様相を手始めに、キリスト教美術の基礎知識、たとえば聖書に由来する説話図像の生成や変遷、あるいは聖書以外に求められる図像要素の問題などを学びつつ、まさに画像(イコン)無くしては存立しないビザンティン世界の美術の歴史を主に紹介します。その際、画像の置かれる空間、換言すると“画像の器”である聖堂建築の変遷にも触れることになります。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/ 8(月) キリスト教美術形成期の諸相
第2回 2019/ 4/15(月) キリスト教都市ローマへの歩み
第3回 2019/ 4/22(月) ビザンティン帝国第一次黄金時代の美術
第4回 2019/ 5/13(月) ビザンティン美術とイコノクラスム
第5回 2019/ 5/20(月) 中期ビザンティン美術1 ギリシア十字式聖堂の世界
第6回 2019/ 5/27(月) 中期ビザンティン美術2 聖堂壁画の世界
第7回 2019/ 6/ 3(月) ビザンティン美術と十字軍
第8回 2019/ 6/10(月) 末期ビザンティン美術
第9回 2019/ 6/17(月) ビザンティン世界と周辺諸国の美術
第10回 2019/ 6/24(月) ビザンティン美術と南イタリアの美術

備考

【ご受講に際して】
◆ここ数年の本講座のシラバスを基本に、初期キリスト教美術、ビザンティン美術史全体を視野に入れた編年史的な内容を組みました。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 岡崎 文夫
肩書き 美術史家(中世)
プロフィール 早稲田大学にてビザンティン美術、就中、その円蓋構造の聖堂と壁画の世界と出会い、以後、ビザンティンほか広くヨーロッパ中世美術に関心を向け、現在に至る。「東西のキリスト教世界と美術」(小学館世界美術大全集第6巻『ビザンティン美術』所収)執筆。
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