大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・大戦間の欧米の美術の意親しみ、代表的な作家や作品の特徴を把握する。
・「わからない」と敬遠されがちな現代美術への理解の足掛かりを作る。

【講義概要】
3年間で西洋近現代美術の流れを把握する講座で、本年度はその最終年です。春期は20世紀の二つの大戦に挟まれた時代の美術を概観します。イズムの乱立したこの時代、批評家や美術館が美術の方向づけに力をもち、一方ではソ連やナチス・ドイツが美術に弾圧を加えます。国家や権力に痛烈な社会批判を繰り広げるのも、芸術至上主義を貫くのも、美術のあり方となりました。本講座では、この時代の主要な美術運動を時代背景とともに辿りながら、作品の意味や美術家たちの意図を探ります。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/ 8(月) エコール・ド・パリ1
第2回 2019/ 4/15(月) エコール・ド・パリ2
第3回 2019/ 4/22(月) ダダ1
第4回 2019/ 5/13(月) 新即物主義
第5回 2019/ 5/20(月) ダダ2
第6回 2019/ 5/27(月) 大戦間のアメリカ美術
第7回 2019/ 6/ 3(月) チェコの美術
第8回 2019/ 6/10(月) シュルレアリスム1
第9回 2019/ 6/17(月) シュルレアリスム2
第10回 2019/ 6/24(月) シュルレアリスム3

【ご受講に際して】
◆2016年の秋講座「西洋近現代美術史」と近い内容を含む講座です。
◆初めての方でもご受講できる内容となっております。

【備考】
◆各回の講義予定に修正がございました。お申し込みの際はご注意ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	真野 宏子
肩書き	共立女子大学・芝浦工業大学講師
プロフィール	早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は、西洋美術史および芸術学。訳書に『エドヴァルト・ムンク』『アンリ・ド・トゥールーズ＝ロートレック』(PARCO出版)など。