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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-06 / 世界史 / 学内講座コード:110316

近世ヨーロッパの歴史 宗教改革と大航海時代のヨーロッパ

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月8日(月)~6月24日(月)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・宗教改革と大航海時代の到来によって幕を開ける近世の前半期(16~17世紀)のヨーロッパの歴史を概観しながら、中世的ヨーロッパ世界が瓦解し、近代ヨーロッパの原形が形作られてゆく過程について理解を深めることが講義の狙いです。
・この時代のヨーロッパ諸国の歴史的歩みを、非ヨーロッパ世界との関わりも視野に入れつつ、政治・外交・宗教・文化・経済・流通など多様な角度から論じます。
・重要な邦訳史料や図像史料を紹介しながら、実証的に歴史的事実に光を当ててゆきます。

【講義概要】
第1回~第6回の講義では、「(1)宗教改革とローマ・カトリックの対抗宗教改革」をテーマに、宗教改革がヨーロッパ諸国に巻き起こした宗教的・政治的変動とローマ・カトリックによる対抗宗教改革の展開について考察します。第7回~第10回の講義では、「(2)大航海時代のヨーロッパと外部世界との邂逅」をテーマに、近世前半期のヨーロッパ諸国のアメリカ・アジアへの進出の動きがヨーロッパの流通・交易・政治・外交の構造をどのように変えていったのか、考察します。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/ 8(月) ルターとドイツの宗教改革―「歴史の転換点」としての宗教改革、ルターの神学が及ぼした歴史的影響、ドイツの諸侯と宗教改革者たち、ドイツ農民戦争
第2回 2019/ 4/15(月) 宗教改革の国際的拡大と宗教改革運動の多様性―スイス、フランス、イギリス、オランダ、北欧
第3回 2019/ 4/22(月) ローマ・カトリックの対抗宗教改革とカトリシズムの変容―「ルネサンス教皇の時代」から「改革教皇の時代」へ、「ローマ教皇」と「神聖ローマ皇帝」の関係、都市ローマの変容
第4回 2019/ 5/13(月) 非ヨーロッパ世界でのローマ・カトリックによる宣教活動とヨーロッパにおける「世界」認識―アメリカ、アジア、日本でのカトリック修道会の活動と異文化接触
第5回 2019/ 5/20(月) 大陸ヨーロッパの宗教戦争―フランスのユグノー戦争、ドイツの三十年戦争、「宗教戦争の拡大」をもたらした歴史的メカニズム
第6回 2019/ 5/27(月) 16~17世紀イギリスの政治と宗教―女王エリザベスの統治期から内乱期へ
第7回 2019/ 6/ 3(月) 大航海時代の始まりとヨーロッパ世界の膨張―アメリカとアジアへ
第8回 2019/ 6/10(月) ポルトガルとスペインによる「世界」の分割と植民地政策―ポルトガルの植民地政策とキリスト騎士団、スペインによるアステカ及びインカの征服と「アメリカ先住民」をめぐる論争
第9回 2019/ 6/17(月) オスマン帝国の拡大と東欧世界の変動―東欧及び地中海地域の覇権をめぐるハプスブルク家君主とオスマン帝国スルタンの争い
第10回 2019/ 6/24(月) 東インド会社とヨーロッパ諸国の海外政策―イギリス、オランダ、フランスの植民地経営

備考

【ご受講に際して】
◆講義内容は2018年度春講座とほぼ同じです。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『新 もういちど読む山川世界史』(山川出版社)(ISBN:978-4634640900)
『詳説世界史研究』(山川出版社)(ISBN:978-4634030886)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 蝶野 立彦
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 早稲田大学第一文学部卒。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程(西洋史専攻)単位取得満期退学。博士(文学)。専門分野は、宗教改革期・近世ドイツ史、ヨーロッパ宗教史。著書に、『16世紀ドイツにおける宗教紛争と言論統制』(彩流社)、『中近世ヨーロッパの宗教と政治』(共著、ミネルヴァ書房)などがある。
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