検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-07 / 世界史 / 学内講座コード:110305

古代メソポタミア史料講読 古バビロニア時代における宗教と政治・民間信仰

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月9日(火)~6月18日(火)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
・古バビロニア・古アッシリア時代の様々な遺跡から出土した書簡を系統別に講読していきます。
・その過程で、当時の様々な階層の人々(男女共)と宗教との関わり方を受講生の方とともに考えていきます。

【講義概要】
古代メソポタミア世界から出土する楔形文字資料のうち、本年度は、前2千年紀前半の資料である「マリ文書」「キュルテペ文書」「シッパル文書」などに残された宗教関連の書簡類(神託・預言・占い・祈願・王妃の書簡など)の講読を核にすえて、なるべく多くの資料から当時の宗教と政治の関わりや古代メソポタミア社会に生きた様々な階層の人々の宗教生活の実態を検証していきます。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/ 9(火) 1. 古バビロニア時代・古アッシリア時代の概要
第2回 2019/ 4/16(火) 2. 本年度の資料概説-「マリ文書」・「キュルテペ文書」・「シッパル文書」・その他-
第3回 2019/ 4/23(火) 3. 政治と宗教(1-王と神との関係-
第4回 2019/ 5/ 7(火) 4. 政治と宗教(2-内政と宗教・外交と宗教-
第5回 2019/ 5/14(火) 5. 市民と宗教(1-民衆と宗教との関係-
第6回 2019/ 5/21(火) 6. 市民と宗教(2-ナデートゥム女神官制度・ウグバブトゥム女神官の登場の背景-
第7回 2019/ 5/28(火) 7. 書簡講読(1-「マリ神託書簡」「マリ王妃からの書簡」など-
第8回 2019/ 6/ 4(火) 8. 書簡講読(2-「マリ神託書簡」「テルカ知事からの書簡」など-
第9回 2019/ 6/11(火) 9. 書簡講読(3-「キュルテペ書簡」「商人の妻からの書簡」など-
第10回 2019/ 6/18(火) 10. 書簡講読(4-「シッパル書簡」「娘からの書簡」など-

備考

【ご受講に際して】
◆初めて受講される方も歓迎しますが、あらかじめ古代メソポタミア史に関する一般的な通史を読んでおくことをお勧めします。
◆講義予定は講義の進行や受講生の理解度などの状況によって予告なく変更する場合があることをご了承ください。
◆講義で使用する楔形文字資料の邦訳はこちらで用意して、毎回配付します(A4版)。
◆実際には1年を通じて1つのテーマを追う講座として計画を立てています。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『最古の宗教 古代メソポタミア』(法政大学出版局)(ISBN:978-4588022074)
『歴史学の現在 古代オリエント』(山川出版社)(ISBN:978-4634646001)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 川崎 康司
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 東京都出身、早稲田大学大学院修了。専攻分野は古代メソポタミア史。主な著訳書に『歴史学の現在-古代オリエント』(共訳 山川出版社)、『世界古代文明誌』(共著 原書房)、『古代オリエント事典』(共著 岩波書店)、『ヨーロッパの分化と統合』(共著 太陽出版)、『朝倉世界地理講座6 西アジア』など。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.