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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-08 / 日本史 / 学内講座コード:110217

『信長公記』を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月10日(水)~6月19日(水)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
70
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・歴史小説や大河ドラマなどで作り上げられたステレオタイプの織田信長のイメージをぬぐい去ること
・戦国時代の史料解読に親しみ、それをもとに等身大の織田信長像を描くこと

【講義概要】
織田信長の家臣であった太田牛一の『信長公記』をテキストに、室町幕府の崩壊から天下統一の過程を再考します。中世から近世への扉を開けた人物として、織田信長は歴史上、最も人気があります。江戸時代から多くの物語の主人公となり、現代では歴史小説や大河ドラマなどでもよくとりあげられていますが、そこから生まれた織田信長のイメージは、歴史的事実にもとづくものとフィクションとが混在しています。本講座では、『信長公記』の他にも良質な史料を利用しつつ、みなさんと一緒に織田信長の実像に迫ってみたいと思います。
今学期は巻7(天正2年・1574)からを予定しています。室町幕府の滅亡後、蘭奢待の切り取りや伊勢長島の一向一揆制圧など、信長の天下統一事業に大きな影響をあたえたものですので、期待してください。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/10(水) 信長公記と太田牛一について
第2回 2019/ 4/17(水) 巻7(浅井・朝倉のどくろ首)
第3回 2019/ 4/24(水) 巻7(越前支配の転覆、武田勝頼の東美濃侵攻)
第4回 2019/ 5/ 8(水) 巻7(蘭奢待の切り取り、その1)
第5回 2019/ 5/15(水) 巻7(蘭奢待の切り取り、その2)
第6回 2019/ 5/22(水) 巻7(蘭奢待の切り取り、その3)
第7回 2019/ 5/29(水) 巻7(伊勢長島の一向一揆制圧、その1)
第8回 2019/ 6/ 5(水) 巻7(伊勢長島の一向一揆制圧、その2)
第9回 2019/ 6/12(水) 巻7(伊勢長島の一向一揆制圧、その3)
第10回 2019/ 6/19(水) 巻7(天正2年まとめ)

備考

【ご受講に際して】
◆授業で配付したプリントは、毎回ご持参下さい。
◆テキストは、奥野高広・岩沢愿彦『信長公記』(角川文庫、品切れ)と、池田家本の翻刻のコピーを配付します。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『歴史と古典・信長公記を読む』(吉川弘文館)(ISBN:978-4-642-07158-1)第2刷 堀新著
『日本中世の歴史7・天下統一から鎖国へ』(吉川弘文館)(ISBN:978-4-642-06407-1)第3刷 堀新著

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 堀 新
肩書き 共立女子大学教授
プロフィール 1961年岡山県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)。専門分野は日本中世・近世史。著書に『織豊期王権論』(校倉書房)、『天下統一から鎖国へ』(吉川弘文館)、『信長公記を読む』(吉川弘文館)、『秀吉の虚像と実像』(笠間書院)などがある。
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