大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・ヨーロッパを代表する王朝の一つ、ハプスブルク家の歴史について学ぶ。
・ハプスブルク帝国の基礎を築いた君主たちの役割を理解する。
・ハプスブルク家がどのようにして世界帝国を築くことができたのかを考える。

【講義概要】
ハプスブルク家はもともとスイスの小領主にすぎなかったが、13世紀に当主ルドルフが神聖ローマ帝国皇帝に選ばれたことをきっかけとして勢力を拡大し、現在のオーストリア、チェコ、ハンガリーなどを含む大帝国を作りあげた。この講義では、それぞれ個性的で人間的な魅力に溢れるハプスブルク家の君主たちに光をあてながら、この一族の繁栄の秘密を探っていく。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/11(金) ルドルフ1世とハプスブルク家の台頭
第2回 2019/ 1/25(金) フリードリヒ3世のオーストリア統治
第3回 2019/ 2/ 8(金) マクシミリアン1世の結婚政策
第4回 2019/ 2/22(金) カール5世と「日の沈まぬ帝国」

【テキスト・参考図書】
テキスト
『ハプスブルク帝国』（講談社現代新書）（ISBN:978-4062884426）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	桑名 映子
肩書き	聖心女子大学准教授
プロフィール	東京大学教養学部教養学科卒業後、同大学院総合文化研究科修士課程修了。カリフォルニア大学バークレイ校Ph.D.(歴史学)。専門はハプスブルク帝国史・ハンガリー近現代史。訳書としてS.ベラー『世紀末ウィーンのユダヤ人1867-1938』(刀水書房)がある。