講座詳細情報
申し込み締切日:2019-01-07 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:240504
情動の哲学入門
- 開催日
- 2019年1月 9日(水)~2019年2月27日(水)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,328円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 26,827円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・情動について理解し、理性との関係を把握する。
・情動が主役で、理性は脇役であることを理解する。
・情動が道徳を成り立たせる基盤であることを理解する。
・人生に意味を与えるのは情動であることを理解する。
【講義概要】
情動はとかく悪者にされがちです。しかし、害をなすのは過度な情動や異常な情動であって、状況にふさわしい適切な情動は、むしろ人生にとって不可欠です。理性だけで幸福な人生を送ることができるわけではありません。情動は世界の価値的なあり方を感受し、そのあり方にふさわしい行動を動機づけします。道徳的な非難や謝罪を可能にするのも情動であり、情動こそが道徳の基盤です。欺瞞的な情動に陥らずに、真正な情動に生きることが、人生を有意味にすることを解説します。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/ 9(水) 情動と理性
第2回 2019/ 1/16(水) 立ち現れる価値的世界
第3回 2019/ 1/23(水) 悲劇的ディレンマ
第4回 2019/ 1/30(水) 道徳的修復
第5回 2019/ 2/ 6(水) 道徳の二人称性
第6回 2019/ 2/13(水) 感情労働
第7回 2019/ 2/20(水) 情動価と経験機械
第8回 2019/ 2/27(水) 自己物語
・情動について理解し、理性との関係を把握する。
・情動が主役で、理性は脇役であることを理解する。
・情動が道徳を成り立たせる基盤であることを理解する。
・人生に意味を与えるのは情動であることを理解する。
【講義概要】
情動はとかく悪者にされがちです。しかし、害をなすのは過度な情動や異常な情動であって、状況にふさわしい適切な情動は、むしろ人生にとって不可欠です。理性だけで幸福な人生を送ることができるわけではありません。情動は世界の価値的なあり方を感受し、そのあり方にふさわしい行動を動機づけします。道徳的な非難や謝罪を可能にするのも情動であり、情動こそが道徳の基盤です。欺瞞的な情動に陥らずに、真正な情動に生きることが、人生を有意味にすることを解説します。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/ 9(水) 情動と理性
第2回 2019/ 1/16(水) 立ち現れる価値的世界
第3回 2019/ 1/23(水) 悲劇的ディレンマ
第4回 2019/ 1/30(水) 道徳的修復
第5回 2019/ 2/ 6(水) 道徳の二人称性
第6回 2019/ 2/13(水) 感情労働
第7回 2019/ 2/20(水) 情動価と経験機械
第8回 2019/ 2/27(水) 自己物語
備考
【テキスト・参考図書】
テキスト
『情動の哲学入門』(勁草書房)(ISBN:978-4-326-15450-0)
参考図書
『はらわたが煮えくりかえる: 情動の身体知覚説』(勁草書房)(ISBN:978-4-326-15439-5)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
テキスト
『情動の哲学入門』(勁草書房)(ISBN:978-4-326-15450-0)
参考図書
『はらわたが煮えくりかえる: 情動の身体知覚説』(勁草書房)(ISBN:978-4-326-15439-5)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 信原 幸弘 |
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肩書き | 東京大学教授 |
プロフィール | 東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は心の哲学。著書は、『意識の哲学』(岩波書店、2002年)、『シリーズ新・心の哲学』全3巻(共編著、勁草書房、2014年)、『情動の哲学入門』(勁草書房、2017年)、訳書は、P・チャーチランド『物質と意識(原書第3版) 』(共訳、森北出版、2016年)など。 |