大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・イギリスについての理解を深める。
・マザーグースの魅力を探る。
・マザーグースのイギリス文化への影響の深さを知る。

【講義概要】
「キラキラ星」や「ロンドン橋」など、英語圏の人が生まれて最初に出会う英語の押韻詩であるナーサリー・ライム。日本では“マザー・グース”として知られていますが、その知識はシェイクスピア・聖書と並んで、英米文化・文学を理解する上でも不可欠のものと言われています。
英語圏の底辺文化であるマザーグースを通して、イギリスの文化をひも解き、日本の文化をも見つめ直し、異文化理解の一端としたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/21(月) イギリスという国は存在するのか？
第2回 2019/ 1/28(月) マザーグースって？
第3回 2019/ 2/ 4(月) バレンタインデーやイースターにまつわるマザーグース
第4回 2019/ 2/18(月) アリスの話に登場するマザーグース
第5回 2019/ 2/25(月) ロンドンにまつわるマザーグース
第6回 2019/ 3/ 4(月) ナンセンスのマザーグース

【テキスト・参考図書】
参考図書
『マザーグースと日本人』（吉川弘文館）（ISBN:978-4642055291）
『いっしょにうたおう　マザーグースのうた(1)』（Jリサーチ出版）（ISBN:978-4863923973）
『マザー・グースの唄　イ ギリスの伝承童謡』（中央公論新社）（ISBN:978-4121002754）
『マザー・グースをたずねて』（筑摩書房）（ISBN:978-4480839008）
『マザー・グースをくちずさんで』（求龍堂）（ISBN:978-4763095350）
『ようこそ「マザーグース」の世界へ』（NHK出版）（ISBN:978-4140842157）
『増補版　わらべうたとナーサリー・ライム』（晩聲社）（ISBN:978-4891882709）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	鷲津 名都江
肩書き	元目白大学教授
プロフィール	文学修士(青山学院大学)・MA(ロンドン大学)。4歳より小鳩くるみの芸名でビクター専属歌手となり現在にいたるが、1986年にロンドン大学留学以降は教育活動並びにマザーグース等の研究に専念。著書に『わらべうたとナーサリー・ライム』(晩聲社)、『マザーグースと日本人』(吉川弘文館）　ほか多数。