大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・儒教の基本思想を知る。
・日本儒教の多様性を知る。
・学派によった儒教史の再検討。

【講義概要】
日本儒教史では朱子学派、陽明学派、古学派などの学派による整理が伝統的に行われてきましたが、作業用の仮説としてある程度は有効ではあるものの、こうした整理では儒者それぞれの個性が埋没してしまう欠点があります。今学期は対照的な4組8人の儒者(山崎闇斎、貝原益軒、熊沢蕃山、大塩中斎、伊藤仁斎、荻生徂徠、広瀬淡窓、藤田東湖)に焦点を当てて、学派の特徴と儒者の個性の両面から日本儒教史を再検討したいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/ 9(水) 山崎闇斎と貝原益軒
第2回 2019/ 1/16(水) 熊沢蕃山と大塩中斎
第3回 2019/ 1/23(水) 伊藤仁斎と荻生徂徠
第4回 2019/ 1/30(水) 広瀬淡窓と藤田東湖

【ご受講に際して】
◆補講は2月6日を予定しております。

【備考】
◆休講が発生した場合は、2月6日に補講を予定しています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	森 和也
肩書き	公益財団法人中村元東方研究所専任研究員
プロフィール	1967年鳥取県生まれ。早稲田大学第一文学部卒、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、東方学院講師、NHK学園講師、中央大学政策文化総合研究所客員研究員を兼任。専門分野は日本思想史。著書：『神道・儒教・仏教─江戸思想史のなかの三教』(ちくま新書)。