講座詳細情報
申し込み締切日:2019-01-09 / 日本史 / 学内講座コード:140206
幕末の日本と攘夷思想 ナショナリズムなのか?排外主義なのか?
- 開催日
- 2019年1月11日(金)~2019年2月 1日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,664円
- 定員
- 40
- その他
- ビジター価格 13,413円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・尊王攘夷の思想に確固たる実態が存在しないことを理解する
・史実として攘夷は排外主義や外国人暴行殺傷行動でしかないことを理解する
・それがなぜ明治維新史のなかで強調されるのかを考えてみる
【講義概要】
幕末の日本で、徳川幕府による対外策の失政が尊王攘夷思想を台頭させ、天皇を頂点とする政権交代につながったとする古典的な歴史理解が、現在でも信じられています。実際に、攘夷は朝廷における実行問題としてとりあげられ、熾烈な政治闘争に発展していきました。また、外国人殺傷事件が頻発しています。しかし、それが政権交代につながったのかとなると、作為的な歴史認識であることを否定できません。攘夷問題を中心としながら、幕末の歴史を概観していきます。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/11(金) 尊王攘夷と幕末の日本
第2回 2019/ 1/18(金) 孝明天皇と条約調印・破約攘夷問題
第3回 2019/ 1/25(金) 大政委任と攘夷実行問題、攘夷事件の発生
第4回 2019/ 2/ 1(金) 攘夷戦争の敗北によって攘夷は消滅した?
・尊王攘夷の思想に確固たる実態が存在しないことを理解する
・史実として攘夷は排外主義や外国人暴行殺傷行動でしかないことを理解する
・それがなぜ明治維新史のなかで強調されるのかを考えてみる
【講義概要】
幕末の日本で、徳川幕府による対外策の失政が尊王攘夷思想を台頭させ、天皇を頂点とする政権交代につながったとする古典的な歴史理解が、現在でも信じられています。実際に、攘夷は朝廷における実行問題としてとりあげられ、熾烈な政治闘争に発展していきました。また、外国人殺傷事件が頻発しています。しかし、それが政権交代につながったのかとなると、作為的な歴史認識であることを否定できません。攘夷問題を中心としながら、幕末の歴史を概観していきます。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/11(金) 尊王攘夷と幕末の日本
第2回 2019/ 1/18(金) 孝明天皇と条約調印・破約攘夷問題
第3回 2019/ 1/25(金) 大政委任と攘夷実行問題、攘夷事件の発生
第4回 2019/ 2/ 1(金) 攘夷戦争の敗北によって攘夷は消滅した?
備考
【ご受講に際して】
◆各回の講義内容については、講座の進行度合等により変更する場合がございます。
◆補講は2月8日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆各回の講義内容については、講座の進行度合等により変更する場合がございます。
◆補講は2月8日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 鵜飼 政志 |
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肩書き | 駒澤大学・明星大学講師ほか |
プロフィール | 1966年生まれ。博士(史学)。明治維新史専攻。早稲田大学大学院 / 学習院大学大学院修了。駒澤大学・明星大学講師ほか。著書に『幕末維新期の外交と貿易』(校倉書房)・『歴史をよむ』(共編著、東京大学出版会)・『きのうの日本』(共編著、有志舎)、『明治維新の国際舞台』(有志舎)。 |