講座詳細情報
申し込み締切日:2018-10-20 / 芸術・文化 / 学内講座コード:330408
アフガニスタンの仏教美術 仏像の誕生と展開
- 開催日
- 10月22日(月)~11月26日(月)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 17,496円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 20,120円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・歴史を紡いだ多様な人びとの文化を知ることで、仏教美術への理解を深めます。
・仏像や、その周囲に登場する神々の姿を通して当時の仏教文化を見ていきます。
【講義概要】
古来、文明の十字路と呼ばれてきたアフガニスタンは、アレクサンドロス大王が築いた町アレキサンドリアを複数有し、遊牧民族の大移動の波にのまれ、仏教東伝の道ともなって、さまざまな文化を受容してきました。講座では、玄奘が『大唐西域記』に書き留めたアフガニスタンを代表する仏教遺跡を中心に、この地が受容した多様な文化を飲み込んだ仏教美術について解説していきます。
【各回の講義予定】
第1回 2018/10/22(月) 塑像の宝庫ハッダ:粘土と漆喰で造られた初期の仏像を、ハッダ遺跡出土のものを中心に見ていきます。
第2回 2018/10/29(月) 焔肩仏登場?カピサ:主にカピサ(カピシー)で造像された、肩から?をたちあげる仏像の意味と伝播について見ていきます。
第3回 2018/11/ 5(月) ヘラクレスと豊穣の女神:アフガニスタン特有ともいえる、仏陀の両脇に姿を見せる執金剛と豊穣の女神のルーツと意味について解説します。
第4回 2018/11/12(月) バーミヤーンの東大仏と太陽神:残念ながら、破壊されてしまいましたが、在りし日の大仏の姿とその頭上に描かれていた太陽神について解説します。
第5回 2018/11/19(月) バーミヤーンの西大仏と兜率天:東の大仏とともにバーミヤン渓谷に巨大な仏教世界を作り上げていた西大仏について見ていきます。
第6回 2018/11/26(月) アフガニスタン仏教美術の最期?~フォンドゥキスターン:イスラーム到来後もしばらく存在していたと考えられている、アフガニスタン有終の仏教美術について見ていきます。
・歴史を紡いだ多様な人びとの文化を知ることで、仏教美術への理解を深めます。
・仏像や、その周囲に登場する神々の姿を通して当時の仏教文化を見ていきます。
【講義概要】
古来、文明の十字路と呼ばれてきたアフガニスタンは、アレクサンドロス大王が築いた町アレキサンドリアを複数有し、遊牧民族の大移動の波にのまれ、仏教東伝の道ともなって、さまざまな文化を受容してきました。講座では、玄奘が『大唐西域記』に書き留めたアフガニスタンを代表する仏教遺跡を中心に、この地が受容した多様な文化を飲み込んだ仏教美術について解説していきます。
【各回の講義予定】
第1回 2018/10/22(月) 塑像の宝庫ハッダ:粘土と漆喰で造られた初期の仏像を、ハッダ遺跡出土のものを中心に見ていきます。
第2回 2018/10/29(月) 焔肩仏登場?カピサ:主にカピサ(カピシー)で造像された、肩から?をたちあげる仏像の意味と伝播について見ていきます。
第3回 2018/11/ 5(月) ヘラクレスと豊穣の女神:アフガニスタン特有ともいえる、仏陀の両脇に姿を見せる執金剛と豊穣の女神のルーツと意味について解説します。
第4回 2018/11/12(月) バーミヤーンの東大仏と太陽神:残念ながら、破壊されてしまいましたが、在りし日の大仏の姿とその頭上に描かれていた太陽神について解説します。
第5回 2018/11/19(月) バーミヤーンの西大仏と兜率天:東の大仏とともにバーミヤン渓谷に巨大な仏教世界を作り上げていた西大仏について見ていきます。
第6回 2018/11/26(月) アフガニスタン仏教美術の最期?~フォンドゥキスターン:イスラーム到来後もしばらく存在していたと考えられている、アフガニスタン有終の仏教美術について見ていきます。
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 前田 たつひこ |
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肩書き | 平山郁夫シルクロード美術館学芸員 (企画室室長) |
プロフィール | 1954年生まれ。東海大学文学部卒業。和光大学兼任講師。共著に『文明の道2ヘレニズムと仏教』(NHK出版)、『カラー版東洋美術史』(美術出版社)、『世界美術大全集 東洋編15中央アジア』(小学館)、訳書にF. ティッソ『図説ガンダーラ』(東京美術)、A.フーシェ『ガンダーラ考古游記』(同朋舎)など。 |