検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2018-10-24 / 世界史 / 学内講座コード:330315

中国文化大革命

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月26日(金)~12月 7日(金)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,580円
定員
24
その他
ビジター価格 16,767円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
・中華人民共和国の近現代史について、それも特に日本との関連で考える。
・中国の政治文化について、民族問題と国際関係のなかで考える。
・20世紀の世界を震撼させた中国文化大革命を複眼的に考察する。

【講義概要】
中国文化大革命(略して文革)は「20世紀における十大世界史的大事件」の一つにカウントされている。漢民族が住む国内だけでなく、辺境のモンゴル人やチベット人など少数民族にも多大な影響を与えた結果、中国は深刻な民族問題を抱えて今日に至る。また、毛沢東語録を世界各国に運んで、「革命の輸出」を行い、他国の内政にも干渉した結果、今日における中国の覇権主義体制が確立された。では、文革は何を目標に、どんな形で発動されたのか。本講義では最新の研究成果を踏まえながら、大国中国の現代史とその文化について概説する。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/26(金) 王朝交代時の前近代性をもつ「中国革命」から「文革」へ
第2回 2018/11/ 9(金) 文革は一夜にしてならず、中国全土で展開された文革を概観
第3回 2018/11/16(金) 少数民族の文革 その(1)内モンゴル自治区の文革とジェノサイド
第4回 2018/11/30(金) 少数民族の文革 その(2)チベットとウイグルの文革
第5回 2018/12/ 7(金) 世界にとっての文革 「革命の輸出」と他国の内政干渉

備考

【ご受講に際して】
◆首都北京の文化大革命だけでなく、内モンゴル自治区やチベットの文化大革命に関する著作も読んでほしいと思います。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『墓標なき草原 ― 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録(上・下)』(岩波書店)
『 逆転の大中国史 ― ユーラシアの視点から 』(文藝春秋)(ISBN:978-4163905068)
『フロンティアと国際社会の中国文化大革命』(集広舎)(ISBN:978-4904213421)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 大野 旭
肩書き 静岡大学教授
プロフィール 中華人民共和国内モンゴル自治区(南モンゴル)出身。モンゴル名はオーノス・チョクト、中国名は楊海英。『墓標なき草原 ― 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録(上・下)』(2009年、岩波書店)、『モンゴルとイスラーム的中国』(2014年、文藝春秋)、『チベットに舞う日本刀 ― モンゴル騎兵の現代史』(2014年、文藝春秋)、『日本陸軍とモンゴル』(2015年、中央公論新社)等著作多数。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.