講座詳細情報
申し込み締切日:2018-11-06 / 日本史 / 学内講座コード:330219
山岳信仰 ― 日本文化の根底を探る
- 開催日
- 11月 8日(木)~12月 6日(木)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,580円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 16,767円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・日本文化の多様性を山岳信仰を通して考える。
・日本の近代を民衆文化の変化の観点から捉え直す。
・祭りと芸能についての理解を深める。
【講義概要】
日本列島で生活する人々の精神文化を育んできたのは変化に富む山であり、思想や哲学、祭りや芸能、演劇や音楽、美術や工芸などの展開に大きな役割を果たしてきた。その中核には山に畏敬の念を抱いて神聖視し、崇拝して儀礼を行ってきた山岳信仰がある。民衆は長い歴史を通して、霊山、霊場、聖地となった山との共感を通じて、日々の生活を見つめ直してきた。本講義は日本の風土に育まれた山岳信仰が現代で持つ意義を考えてみたい。
【各回の講義予定】
第1回 2018/11/ 8(木) 恐山の他界と霊魂の行方
第2回 2018/11/15(木) 木曽御嶽山の信仰と神がかり
第3回 2018/11/22(木) 石鎚山の歴史と講集団
第4回 2018/11/29(木) 山の女人禁制
第5回 2018/12/ 6(木) 相撲と女人禁制
・日本文化の多様性を山岳信仰を通して考える。
・日本の近代を民衆文化の変化の観点から捉え直す。
・祭りと芸能についての理解を深める。
【講義概要】
日本列島で生活する人々の精神文化を育んできたのは変化に富む山であり、思想や哲学、祭りや芸能、演劇や音楽、美術や工芸などの展開に大きな役割を果たしてきた。その中核には山に畏敬の念を抱いて神聖視し、崇拝して儀礼を行ってきた山岳信仰がある。民衆は長い歴史を通して、霊山、霊場、聖地となった山との共感を通じて、日々の生活を見つめ直してきた。本講義は日本の風土に育まれた山岳信仰が現代で持つ意義を考えてみたい。
【各回の講義予定】
第1回 2018/11/ 8(木) 恐山の他界と霊魂の行方
第2回 2018/11/15(木) 木曽御嶽山の信仰と神がかり
第3回 2018/11/22(木) 石鎚山の歴史と講集団
第4回 2018/11/29(木) 山の女人禁制
第5回 2018/12/ 6(木) 相撲と女人禁制
備考
【ご受講に際して】
◆講義内容は2018年度春学期と異なる内容です。継続の方も改めてご受講いただけます。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『山岳信仰 ― 日本文化の根底を探る』(中公新書)(ISBN:978-4121023100)
参考図書
『女人禁制』(吉川弘文館)(ISBN:978-4642055383)
『熊野と神楽 ー 聖地の根源的力を求めて』(平凡社)(ISBN:978-4582364521)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆講義内容は2018年度春学期と異なる内容です。継続の方も改めてご受講いただけます。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『山岳信仰 ― 日本文化の根底を探る』(中公新書)(ISBN:978-4121023100)
参考図書
『女人禁制』(吉川弘文館)(ISBN:978-4642055383)
『熊野と神楽 ー 聖地の根源的力を求めて』(平凡社)(ISBN:978-4582364521)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 鈴木 正崇 |
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肩書き | 慶應義塾大学名誉教授 |
プロフィール | 1949年生まれ。山岳信仰と修験道、祭祀や芸能の調査研究を1973年以来継続してきた。日本山岳修験学会会長、日本宗教学会常務理事、日本印度学仏教学会理事を務める。日本関係の著作に『山と神と人』『神と仏の民俗』『女人禁制』『山岳信仰』『熊野と神楽』。海外ではスリランカ、中国貴州省、南インドを調査地とする。 |