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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-10-13 / 文学 / 学内講座コード:330121

イギリス戦間期文学講座 現代の「世界」、「社会」、「人間」を解読する

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月15日(月)~11月19日(月)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
17,496円
定員
24
その他
ビジター価格 20,120円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・第1次世界大戦から第2次世界大戦までの時期(戦間期)のイギリス小説・評論を味わい読む。
・たそがれを迎えた大英帝国の各地のありさまを植民地からの視点もまじえて探る。
・困窮と享楽、悲観と楽観。相矛盾した要素が共存する時代の生き方を学ぶ。

【講義概要】
20世紀における2度の世界大戦にはさまれた約20年間を俗に戦間期といいます。イギリスでは、第1次世界大戦後の物心両面で傷ついた社会を立て直そうと、学問・芸術など文化の諸領域で様々な取り組みがなされました。また一方、戦間期は大英帝国のたそがれのときであり、国民はその点でも複雑な思いを抱きつつ生きていたでしょう。そんな20世紀という特異な時代の激動ぶりを象徴するような存在である当時のイギリスについて、文学という視点から広く深く学び、21世紀に生きる私たちの糧とすることをめざします。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/15(月) アガサ・クリスティの第1作『スタイルズ荘の怪事件』(1920)で戦争の傷痕を見つめる。
第2回 2018/10/22(月) E・M・フォースターの大作『インドへの道』(1924)で植民地の視点を学ぶ。
第3回 2018/10/29(月) ヴァージニア・ウルフの代表作『ダロウェイ夫人』(1925)でロンドンの上層中流生活を知る。
第4回 2018/11/ 5(月) ドロシー・L・セイヤーズの第2作『雲なす証言』(1926)でイギリス各地のありさまを楽しむ。
第5回 2018/11/12(月) サマセット・モームの自伝的スパイ小説『秘密諜報部員』(1928、『アシェンデン』という邦題もあり)で第1次世界大戦の裏事情を探る。
第6回 2018/11/19(月) D・H・ロレンスの評論『黙示録論』(1930)で知識人と大衆との関係について考える。

備考

【ご受講に際して】
◆必要に応じて英語原文を参照することもあるので、英和辞書(どんなものでも可)を持参すると便利かもしれません。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 井伊 順彦
肩書き 英文学者
プロフィール 早稲田大学大学院博士前期課程(英文学専攻)修了。編訳書にサキ短篇小説集『四角い卵』(風濤社)など、訳書にジョイス・キャロル・オーツ『生ける屍』(扶桑社)、G・K・チェスタトン『知りすぎた男』(論創社)など多数。英国ジョウゼフ・コンラッド協会、英国バーバラ・ピム協会、英国トマス・ハーディ協会各会員。
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