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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-09-30 / 文学 / 学内講座コード:330107

徒然草を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 2日(火)~10月23日(火)
講座回数
4回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
24
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・古典文学はどのようにして読むべきかを、実証的な方法で学ぶ。
・徒然草が執筆された、鎌倉時代末期~南北朝時代の社会・文化の実相を考える。
・徒然草と兼好法師について、最新の研究成果を知る。

【講義概要】
無常観のなかに中世の現実を見据えた視点をもつ兼好法師の名随筆集であり、日本人にもっとも親しまれてきた随筆のひとつである『徒然草』。人生・恋愛・政道・自然観・美意識・有職故実など、243段の話題が、しばしば連想的な配列で並んでいます。独自の死生観が表明され、無常観が横溢し、平安時代を理想とする尚古的な思想を強く主張する一方で、自由な遁世者として都市での生活を楽しみ、また実益をもたらす技能を尊重するなど、中世の現実を見据えた視点もあわせ持っています。近年劇的に進んだこの時代の歴史学の研究成果を取り込み、歴史、文学の双方の領域にわたり基礎的事項から再考します。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 2(火) 徒然草が「古典」となった頃
第2回 2018/10/ 9(火) 鎌倉の兼好
第3回 2018/10/16(火) 京都の兼好
第4回 2018/10/23(火) 検非違使と賀茂祭

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『新版 徒然草 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫)(ISBN:978-4044001186)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 小川 剛生
肩書き 慶應義塾大学教授
プロフィール 1971年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒、同大学院文学研究科博士課程中退、博士(文学)。専門は中世文学・和歌文学。著書に『中世和歌史の研究 撰歌と歌人社会』(塙書房)、『兼好法師 徒然草に記されなかった真実』(中央公論新社)、『武士はなぜ歌を詠むか 鎌倉将軍から戦国大名まで』(KADOKAWA)等がある。
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