大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・イタリア・ルネサンス美術の概要を理解する
・当時の社会の中で、美術作品の果たした役割を学ぶ
・作品を見る力を養う

【講義概要】
イタリア・ルネサンス美術の流れを、スライドで個々の作品を鑑賞しながら学びます。今回は花の都フィレンツェを中心に、シエナや北イタリアの諸都市、そしてローマを訪れるという設定で、当時の社会の動き、特に教会や都市の有力者、そして君主といったパトロンたちと芸術家との関係に重点を置いて解説します。レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロがなぜ天才的芸術家と呼ばれるのか、その理由もご理解いただけるでしょう。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 5(金) ルネサンス美術の胎動
第2回 2018/10/12(金) 華麗なるシエナ派
第3回 2018/10/19(金) 模範としての古代
第4回 2018/10/26(金) 百花繚乱の画家たち
第5回 2018/11/ 9(金) 芸術家と都市の運命
第6回 2018/11/16(金) 万能の天才
第7回 2018/11/30(金) 絵画の貴公子
第8回 2018/12/ 7(金) 神のごとき芸術家
第9回 2018/12/14(金) ルネサンスの凋落

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	諸川 春樹
肩書き	多摩美術大学教授
プロフィール	東京大学人文科学研究科博士後期課程満期修了。著書『西洋美術の主題物語』(美術出版社）『西洋美術館』(小学館)『アート・ギャラリー神話と物語』（集英社）訳書：レーヴィン『ピエロ・デッラ・フランチェスカ』(岩波書店)バーク『時代の目撃者』(中央公論美術出版)クルシンスキー『モディリアニ』(岩波書店)他。