講座詳細情報
申し込み締切日:2018-10-13 / 日本史 / 学内講座コード:230202
怨念と鎮魂の日本史
- 開催日
- 10月15日(月)~12月 3日(月)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,328円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 26,827円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講義概要】
9世紀末以降、日本人特有の霊魂観に基づく怨霊思想が現出した。「非業の死を遂げた人の霊は、さ迷い残って世の中に祟りの形で仇をなし怨念を晴らそうとする」とした怨霊思想は、各時代の主導者たちの精神世界を大きく左右し、歴史の様々な面に強い影響を及ぼした。その結果、王族・貴族・武士それぞれの立場から無数の怨霊を輩出することとなった。本講座では、平安時代の代表的怨霊に焦点を絞り、彼らの怨念と鎮魂の実相を理解していく。
【各回の講義予定】
第1回 2018/10/15(月) 怨霊(御霊)信仰の誕生
第2回 2018/10/22(月) 右大臣家の悲劇―長屋王
第3回 2018/10/29(月) 幼帝の憂鬱―清和天皇
第4回 2018/11/ 5(月) 神になった文人貴族―菅原道真
第5回 2018/11/12(月) 坂東の反逆児―平将門
第6回 2018/11/19(月) 地獄に堕ちた才女―紫式部
第7回 2018/11/26(月) 日本国の大魔縁―崇徳上皇
第8回 2018/12/ 3(月) 怨霊の鎮魂者―安倍晴明
9世紀末以降、日本人特有の霊魂観に基づく怨霊思想が現出した。「非業の死を遂げた人の霊は、さ迷い残って世の中に祟りの形で仇をなし怨念を晴らそうとする」とした怨霊思想は、各時代の主導者たちの精神世界を大きく左右し、歴史の様々な面に強い影響を及ぼした。その結果、王族・貴族・武士それぞれの立場から無数の怨霊を輩出することとなった。本講座では、平安時代の代表的怨霊に焦点を絞り、彼らの怨念と鎮魂の実相を理解していく。
【各回の講義予定】
第1回 2018/10/15(月) 怨霊(御霊)信仰の誕生
第2回 2018/10/22(月) 右大臣家の悲劇―長屋王
第3回 2018/10/29(月) 幼帝の憂鬱―清和天皇
第4回 2018/11/ 5(月) 神になった文人貴族―菅原道真
第5回 2018/11/12(月) 坂東の反逆児―平将門
第6回 2018/11/19(月) 地獄に堕ちた才女―紫式部
第7回 2018/11/26(月) 日本国の大魔縁―崇徳上皇
第8回 2018/12/ 3(月) 怨霊の鎮魂者―安倍晴明
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 鈴木 哲 |
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肩書き | 日本大学講師・学習院大学講師 |
プロフィール | 1948年千葉県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科単位取得退学。専門分野は平安貴族の精神史。著書として『闘譲と鎮魂の中世』(山川出版社)、『文明と文化の諸相』(南窓社)、『怨霊の宴』(新人物往来社)などがある。日本大学等の大学で講義のほか、早稲田大学・学習院大学などで社会人講座を担当。 |