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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-09-27 / 世界史 / 学内講座コード:130318

古代メソポタミア入門 マリ外交書簡から読み解くハンムラビ王の統一戦争

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月29日(土)~12月 8日(土)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
「ハンムラビ法典碑」(ルーブル美術館蔵)を残した王としても有名なハンムラビ(在位前1792~前1750年)の経歴やその統一戦争の過程を、当時の様々な史料(主にマリ書簡)を読み解きながら受講生の方とともに考察します。

【講義概要】
前2千年紀前半の戦乱期(イシン・ラルサ時代)時代末に展開された列強諸国間の外交と戦争の歴史を、マリ王国(ユーフラテス川中流)から出土した外交書簡などから読み解いていきます。前期に引き続き、このマリ王国の駐バビロン大使が本国へ書き送った一連の書簡の講読を核に据えて、ハンムラビが最終的に統一戦争に勝利するまでの過程を受講生の方とともに考察します。その前提となる知識として、最初にイシン・ラルサ時代の概説史やハンムラビの王朝の来歴、ハンムラビ自身が残した王碑文などから見た経歴にも触れる予定です。古代メソポタミア史初心者の方も歓迎いたします。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 9/29(土) 前期の概要(1):イシン・ラルサ時代の列強国とその特徴
第2回 2018/10/ 6(土) 前期の概要(2):ハンムラビとマリ王国
第3回 2018/10/13(土) エラム王国の台頭
第4回 2018/10/20(土) マリ外交書簡:エラムの介入と北メソポタミア動乱
第5回 2018/10/27(土) マリ外交書簡:エラム軍の侵攻とエシュヌンナ王国
第6回 2018/11/10(土) マリ外交書簡:ハンムラビの対エラム戦争(1)
第7回 2018/11/17(土) マリ外交書簡:ハンムラビの対エラム戦争(2)
第8回 2018/11/24(土) マリ外交書簡:ハンムラビとリーム・シン
第9回 2018/12/ 1(土) マリ外交書簡:ハンムラビの対ラルサ戦
第10回 2018/12/ 8(土) マリ外交書簡:ラルサ戦争の終了と統合支配体制

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『ハンムラビ王?法典の制定者(世界史リブレット人001)』(山川出版社)(ISBN:978-4634350014)
『歴史学の現在 古代オリエント』(山川出版社)(ISBN:978-4-634-64600-1)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 川崎 康司
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 出身:東京都。出身校:早稲田大学大学院。専攻分野:古代メソポタミア史。主な著訳書等:『歴史学の現在-古代オリエント』(共訳 山川出版社)、『世界古代文明誌』(共著 原書房)、『古代オリエント事典』(共著 岩波書店)、『ヨーロッパの分化と統合』(共著 太陽出版)、『朝倉世界地理講座6 西アジア』など。
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