講座詳細情報
申し込み締切日:2018-09-26 / 世界史 / 学内講座コード:130310
ヴェネツィア共和国の歴史 アドリア海の女王が歩んだ千年
- 開催日
- 9月28日(金)~12月14日(金)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,160円
- 定員
- 40
- その他
- ビジター価格 33,534円
- 補足

※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
地中海交易と独自の共和政体によって繁栄を築き、多彩な文化の華を咲かせたヴェネツィア共和国の千年余の歩みを学び、その歴史的な理解を深めます。
【講義概要】
海の上に浮かぶかのような美しい佇まいが印象的なヴェネツィアは、初期中世イタリアの政治混乱から逃れてきた人々がラグーナ(潟)を埋め立てて建設した、世界でも稀な海上都市です。早期から地中海交易に進出し、「アドリア海の女王」と謳われたヴェネツィアは、ドージェ(元首)を頂点とする独特な共和政体をつくりあげるとともに、第4回十字軍を機に東地中海に版図を確立し、強力な共和国へと成長しました。さらに15世紀にはイタリア本土に支配領域を拡げ、オスマン帝国の伸長によって地中海における影響力を減じはしたものの、18世紀末にナポレオン軍の侵攻によって終焉を迎えるまで共和国としての長い歴史を誇りました。ヴェネツィア共和国の政治、経済、文化における個性豊かな諸側面をとりあげ、誕生から滅亡までの流れをたどります。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 9/28(金) ヴェネツィアの誕生
第2回 2018/10/ 5(金) 共和制のしくみ
第3回 2018/10/12(金) 地中海交易の繁栄
第4回 2018/10/19(金) 統治制度と海外領土
第5回 2018/10/26(金) イタリア本土への進出と領域国家の形成
第6回 2018/11/ 9(金) ヴェネツィア・ルネサンス
第7回 2018/11/16(金) 近世のイタリアと地中海を巡る政情
第8回 2018/11/30(金) 16~17世紀の政治と経済
第9回 2018/12/ 7(金) 文化都市の姿
第10回 2018/12/14(金) 共和国の終焉
地中海交易と独自の共和政体によって繁栄を築き、多彩な文化の華を咲かせたヴェネツィア共和国の千年余の歩みを学び、その歴史的な理解を深めます。
【講義概要】
海の上に浮かぶかのような美しい佇まいが印象的なヴェネツィアは、初期中世イタリアの政治混乱から逃れてきた人々がラグーナ(潟)を埋め立てて建設した、世界でも稀な海上都市です。早期から地中海交易に進出し、「アドリア海の女王」と謳われたヴェネツィアは、ドージェ(元首)を頂点とする独特な共和政体をつくりあげるとともに、第4回十字軍を機に東地中海に版図を確立し、強力な共和国へと成長しました。さらに15世紀にはイタリア本土に支配領域を拡げ、オスマン帝国の伸長によって地中海における影響力を減じはしたものの、18世紀末にナポレオン軍の侵攻によって終焉を迎えるまで共和国としての長い歴史を誇りました。ヴェネツィア共和国の政治、経済、文化における個性豊かな諸側面をとりあげ、誕生から滅亡までの流れをたどります。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 9/28(金) ヴェネツィアの誕生
第2回 2018/10/ 5(金) 共和制のしくみ
第3回 2018/10/12(金) 地中海交易の繁栄
第4回 2018/10/19(金) 統治制度と海外領土
第5回 2018/10/26(金) イタリア本土への進出と領域国家の形成
第6回 2018/11/ 9(金) ヴェネツィア・ルネサンス
第7回 2018/11/16(金) 近世のイタリアと地中海を巡る政情
第8回 2018/11/30(金) 16~17世紀の政治と経済
第9回 2018/12/ 7(金) 文化都市の姿
第10回 2018/12/14(金) 共和国の終焉
備考
【テキスト・参考図書】
参考図書
『中平希ヴェネツィアの歴史 海と陸の共和国』(創元社)(ISBN:978-4422203423)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
参考図書
『中平希ヴェネツィアの歴史 海と陸の共和国』(創元社)(ISBN:978-4422203423)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 三森 のぞみ |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | イタリア中世史専攻。慶應義塾大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。イタリア政府給費留学生としてフィレンツェ大学に留学。共著として『イタリア都市社会史入門』(昭和堂)、訳書にキアーラ・フルゴーニ『アッシジのフランチェスコ ひとりの人間の生涯』(白水社)などがある。 |
