大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・横山大観の生涯と画業を詳しく知る
・作品一つ一つについて、制作意図や技法、反響などを知り、鑑賞に役立てる
・近代日本画の歴史について、大観の画業とともに学ぶ

【講義概要】
今年は、日本画家横山大観の生誕150年、歿後60年の記念の年にあたります。これを記念した展覧会も開催されます。この講義では、展覧会や出版物等で話題となっている横山大観の生涯について、できるだけ詳しく紹介することに努めます。その際に、大観が近代日本画の歴史とともに歩んだことを重視して、大観の画業を歴史的に位置づけながら振り返ることにします。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 8/ 3(金) 明治の大観1
第2回 2018/ 8/10(金) 明治の大観2
第3回 2018/ 8/24(金) 大正の大観
第4回 2018/ 8/31(金) 昭和の大観1
第5回 2018/ 9/ 7(金) 昭和の大観2

【テキスト・参考図書】
テキスト
『カラー版 - 横山大観 - 近代と対峙した日本画の巨人』（中公新書/中央公論新社）（ISBN:978-4121024787）
参考図書
『日本画とは何だったのか　近代日本画史論』（角川選書/KADOKAWA）（ISBN:978-4047036253）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	古田 亮
肩書き	東京藝術大学大学美術館准教授
プロフィール	東京国立博物館、東京国立近代美術館を経て現職。「琳派RIMPA」展、「揺らぐ近代」展、「夏目漱石の美術世界」展などの展覧会を企画。著書に『俵屋宗達』、『高橋由一』、『美術「心」論』、『横山大観』など。専門は近代日本美術史。