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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-07-09 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:220224

江戸の妖怪画 その享受と時代

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月11日(水)~ 8月 8日(水)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
14,580円
定員
30
その他
ビジター価格 16,767円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・絵草紙・浮世絵・絵巻・説話集などから絵画資料を豊富に紹介しながら、妖怪画の通史を把握するとともに、時代ごとに、それらに仮託された意味を考える。
・とくに近世の都市娯楽文化としての妖怪画に焦点を当て、妖怪・怪異の描かれ方・語られ方の変化を、時代背景や文化的風潮との関係から読み解くとともに、人々が妖怪画や怪異譚を娯楽として享受した姿を見ていく。

【講義概要】
現代日本の娯楽文化において、妖怪・怪異もののマンガや小説が確固たる1ジャンルを成し、妖怪ブームと言われて久しいですが、近世の、とくに江戸のような大都市においても、妖怪画や怪談・怪異譚は娯楽の中の重要な要素となっており、浮世絵や草双紙などの出版物、人形浄瑠璃や歌舞伎・落語・見世物といった芸能に欠かせない題材として、武士・庶民の別なく喜ばれていました。つまり妖怪・怪異は、都市においては、完全に商業ベースに乗った「商品」であったと言えます。そして商品である以上、それは時代時代の文化的風潮や需要層の嗜好を敏感に映す鏡でもあり、その描かれ方、語られ方は時代とともに変化していきました。本講座では、まず古代・中世の説話集・絵巻類から紐解き、妖怪(的なもの)や怪異現象が、本来的に有していた民俗性や宗教的意味を次第に失い、娯楽として享受されてゆく様子、時代との関わりを、様々な絵画資料を通して読み解いていきます。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 7/11(水) 中世の妖怪観と信仰
第2回 2018/ 7/18(水) 妖怪キャラクターの誕生
第3回 2018/ 7/25(水) 江戸っ子意識と化物
第4回 2018/ 8/ 1(水) 江戸の怪奇趣味
第5回 2018/ 8/ 8(水) 幕末風刺の妖怪画

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 藤田 勉
肩書き 江戸娯楽文化研究家・音楽家
プロフィール 1962年生まれ。法政大学文学部史学科中退。ロックバンドのドラマーとしての活動のかたわら、各地の博物館・文学館等のイメージ音楽制作を手掛ける。平成21年より早稲田大学エクステンションセンター講師。専門は近世の浄瑠璃・三味線音楽、風刺文芸・風刺浮世絵など江戸庶民娯楽文化史。
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