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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-07-08 / 自然科学・環境:その他教養 / 学内講座コード:120714

プレートテクトニクス再訪(?) 重要ポイントの理解とテーチス海の問題

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月10日(火)~ 7月31日(火)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
30
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
プレートテクトニクスの理論が登場してから早や半世紀が経ちました。プレートテクトニクス以前のウエーゲナーの「大陸漂移説」、つまり2億5千万年前の昔、超大陸パンゲアがあってアフリカと南アメリカは連結していた…、あるいはインド亜大陸がユーラシア大陸に衝突して、ヒマラヤ山脈が形成された….などは今や誰でも知っているストーリーです。しかしこれを裏付けるプレートテクトニクスの正確な、きちんとした理論は一般的には知られていません。この講義ではその理論をいくつか取り上げ授業をします。

【講義概要】
講義では、まずプレートテクトニクスの理論として1)トランスフォーム断層とは何か? 2)オイラー極とは何か? 3)ホットスポットはどこにあるか?を検討します。「プレートテクトニクス」を知っているという人も、オイラー極とは何か?ということを理解している人は非常に少ない。オイラー極はプレートテクトニクスの根幹を成す最も基本的な概念です。トランスフォーム断層も重要な概念です。またプレートテクトニクスの研究成果として4)中国大陸の成長や、マイクロプレートテクトニクス(これは巨大大陸をのせた大きなプレートではなく、もっと小さなプレートの動き)について学び、5)インド亜大陸の衝突に伴うバイカル湖の形成や近年発生した四川大地震の成因についてふれます。そして6)かつて超大陸パンゲアの内海として存在していたテーチス海の末裔である地中海の地球史について触れます。地中海はわずか540万年前には、砂漠化した巨大な内陸盆地であった事実が確認されています。
なお講義では約60頁の講義資料集を配布します。パワーポイントも多用します。
なお、この講義は2017年度の夏学期の「プレートテクトニクス(I)」とほぼ同じ内容ですが、地中海・マイクロプレートテクトニクスについてはやや詳しく述べます。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 7/10(火) プレートテクトニクスの理論(オイラー極とトランスフォーム断層)
第2回 2018/ 7/17(火) 超大陸パンゲアの出現と中国大陸の成長
第3回 2018/ 7/24(火) マイクロプレートテクトニクス
第4回 2018/ 7/31(火) 地中海の意外な地史

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合は8月7日に補講をいたします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 八木下 晃司
肩書き 元岩手大学教授、元放送大学講師
プロフィール 1985年、トロント大学大学院博士課程修了。Ph.D。専攻は地質学、堆積学、地球史学。学位論文ではカナダ西海岸の中生代白亜紀の地層を研究、帰国後は東北地方太平洋岸の同じく白亜紀の地層の研究に従事。元岩手大学教授、元放送大学講師。主な著作『岩相解析および堆積構造(増補・改訂版)』(古今書院)、『堆積岩石学の概要』(NSK出版)。
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