大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・15世紀ドイツ語圏の美術の展開を把握する
・ドイツにみられる、後期ゴシックからの流れ、ルネサンスの芽生えを理解する
・同時代のドイツ絵画および彫刻（祭壇）の特徴を把握する

【講義概要】
ドイツ・ルネサンスを学ぶ講座の1回目です。今回は14世紀末～15世紀の、ドイツ諸国から神聖ローマ帝国の都が置かれたプラハ周辺までの美術を扱います。ネーデルラント美術の綿密な写実と、イタリアに始まりヨーロッパ各地の宮廷に溶け込んだ繊細華麗な国際ゴシック様式とを、土着の美意識に融合させて、この地方ならではの国民様式とも呼べる美術が形成されていきます。ドイツ・ルネサンスの花形デューラーらに繋がる豊かな美術の展開を学びます。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 7/12(木) 国際ゴシック、柔軟様式
第2回 2018/ 7/19(木) 写実の伝統
第3回 2018/ 7/26(木) ドイツ・ルネサンスの芽生え
第4回 2018/ 8/ 2(木) ドイツ・ルネサンスの形成ー1
第5回 2018/ 8/ 9(木) ドイツ・ルネサンスの形成ー2

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合は8月23日に補講をいたします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	真野 宏子
肩書き	共立女子大学・芝浦工業大学講師
プロフィール	早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は、西洋美術史および芸術学。訳書に『エドヴァルト・ムンク』、『トゥールーズ・ロートレック』(PARCO出版)など。