講座詳細情報
申し込み締切日:2018-04-07 / その他教養 / 学内講座コード:310706
日本と中国
- 開催日
- 4月 9日(月)~ 6月 4日(月)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,328円
- 定員
- 40
- その他
- ビジター価格 26,827円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講義概要】
本講座は単なる日中関係論の講義ではない。日本と中国の国、そこに住む人々を相対的に描きながら、それぞれが相手国に対してどのような意味、あるいは影響を持ってきたのかを考えていきたい。例えば明治維新以前は、日本は中国の影響を強く受けながら、国家社会を形成してきた、そして明治以降はむしろ日本が中国に大きな影響を与えてきたといわれてきたが、果たしてそうなのか、どのように影響し合ってきたのか。本講座では、日本と中国の文化・歴史・社会・政治などでそれぞれの国の特性を示す代表的なトピック、イシューを取り上げながら、それらの特徴をできるだけ文献を使いながら理解し、議論することを心がける。例えば「古事記、日本書紀の世界」と「史記の世界」から日本と中国の歴史観、人間観、社会観などを比較。「古代日本:律令体制と仏教」「古代中国:律令体制と儒教」、あるいは「江戸時代の朱子学と国学」を考え、理解を深める。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/ 9(月) 日本の古代国家像(1) 天皇と国家 ― 日本書紀、大和朝廷の正統性
第2回 2018/ 4/16(月) 日本の古代国家像(2) 「聖徳太子」の国家像
第3回 2018/ 4/23(月) 中国の古代国家像 天子(皇帝)と国家 ― 春秋戦国・秦漢時代の国家形成
第4回 2018/ 5/ 7(月) 中国の国家・社会(1) 司馬遷『史記』から読み解く
第5回 2018/ 5/14(月) 中国の国家・社会(2) 伝統思想:諸子百家の思想 ― 儒教・道教など
第6回 2018/ 5/21(月) 日本の近世国家像(1) 武家社会と天皇制
第7回 2018/ 5/28(月) 日本の近世国家像(2) 徳川幕藩体制下の朱子学と国学
第8回 2018/ 6/ 4(月) 中国の近世国家像 官僚制国家の成熟
本講座は単なる日中関係論の講義ではない。日本と中国の国、そこに住む人々を相対的に描きながら、それぞれが相手国に対してどのような意味、あるいは影響を持ってきたのかを考えていきたい。例えば明治維新以前は、日本は中国の影響を強く受けながら、国家社会を形成してきた、そして明治以降はむしろ日本が中国に大きな影響を与えてきたといわれてきたが、果たしてそうなのか、どのように影響し合ってきたのか。本講座では、日本と中国の文化・歴史・社会・政治などでそれぞれの国の特性を示す代表的なトピック、イシューを取り上げながら、それらの特徴をできるだけ文献を使いながら理解し、議論することを心がける。例えば「古事記、日本書紀の世界」と「史記の世界」から日本と中国の歴史観、人間観、社会観などを比較。「古代日本:律令体制と仏教」「古代中国:律令体制と儒教」、あるいは「江戸時代の朱子学と国学」を考え、理解を深める。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/ 9(月) 日本の古代国家像(1) 天皇と国家 ― 日本書紀、大和朝廷の正統性
第2回 2018/ 4/16(月) 日本の古代国家像(2) 「聖徳太子」の国家像
第3回 2018/ 4/23(月) 中国の古代国家像 天子(皇帝)と国家 ― 春秋戦国・秦漢時代の国家形成
第4回 2018/ 5/ 7(月) 中国の国家・社会(1) 司馬遷『史記』から読み解く
第5回 2018/ 5/14(月) 中国の国家・社会(2) 伝統思想:諸子百家の思想 ― 儒教・道教など
第6回 2018/ 5/21(月) 日本の近世国家像(1) 武家社会と天皇制
第7回 2018/ 5/28(月) 日本の近世国家像(2) 徳川幕藩体制下の朱子学と国学
第8回 2018/ 6/ 4(月) 中国の近世国家像 官僚制国家の成熟
備考
【ご受講に際して】
◆秋学期は近現代史における「日本と中国」を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆秋学期は近現代史における「日本と中国」を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 天児 慧 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1947年生まれ。早稲田大学教育学部卒業。一橋大学大学院博士後期課程社会学研究科で博士号取得。2002年4月より早稲田大学国際学術院大学院アジア太平洋研究科教授。現在、早稲田大学現代中国研究所所長兼人間文化研究機構現代中国地域研究9拠点代表。専門は現代中国論・アジア国際関係論。著書に『中国 ― 溶変する社会主義大国』(東京大学出版会、1992年)など。 |