大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・グローバルにつながる現代社会を根底の部分から捉え直すために、世界の歴史を振り返ります。
・各時代の特徴的な人物に焦点をあてながら、多様な世界の成り立ちや構造を考えます。
・20世紀前半の世界の歴史を取り上げて、その特徴と現代とのつながりについて考えます。

【講義概要】
今回の講座では現代の始まりと言える第1次世界大戦から、戦間期を経て第2次世界大戦に至る歴史を講義します。高校で世界史を習わなかった人、もしくは習ったけれどすっかり忘れてしまったという人でも大丈夫。プリントを配付し、画像資料を豊富に提示しながら分かりやすく説明します。第1次世界大戦の特徴と意味、戦間期における欧米諸国やアジアの動向、世界恐慌によって変容する世界の動き、そして第2次世界大戦について考えてみましょう。その際、現在の私たちの社会とのつながりや、現代的な課題をも念頭に置いて理解を深めます。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/19(木) 第1次世界大戦の衝撃　現代史の起点
第2回 2018/ 5/10(木) 戦間期の世界(1) 欧米諸国の動向
第3回 2018/ 5/24(木) 戦間期の世界(2) アジアの民族運動
第4回 2018/ 6/ 7(木) 世界恐慌　第2次世界大戦への道
第5回 2018/ 6/21(木) 第2次世界大戦　ドイツと日本から考える

【テキスト・参考図書】
参考図書
『世界史読書案内』（岩波ジュニア新書）（ISBN:978-4005006557）
『やりなおし高校世界史 ― 考えるための入試問題8問 』（ちくま新書）（ISBN:978-4480066992）
『わかる・身につく 歴史学の学び方』（大月書店）（ISBN:978-4272412365）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	津野田 興一
肩書き	都立駒場高等学校教諭
プロフィール	東京都生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科史学専攻修了。都立高校で世界史教育を担当。著書に『世界史読書案内』(岩波ジュニア新書)、『やりなおし高校世界史 考えるための入試問題8問』(ちくま新書)、『わかる・身につく 歴史学の学び方』(大月書店、共編著)のほか、世界史参考書多数。