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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-06-06 / 世界史 / 学内講座コード:310317

チンギス・ハーン ― その過去と現在

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
6月 8日(金)~ 6月22日(金)
講座回数
3回
時間
15:00~16:30
講座区分
数回もの 
入学金
8,000円
受講料
8,748円
定員
40
その他
ビジター価格 10,060円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・チンギス・ハーンを生んだ遊牧民の文化と社会を知る。
・世界最大の帝国の誕生とその運営、そして衰退のわけを知る。
・チンギス・ハーンが世界に残したもの知る。

【講義概要】
【1】チンギス・ハーンを生んだ遊牧民
チンギス・ハーンは遊牧民が生んだ英雄である。言い換えれば、遊牧社会から誕生したからこそ、世界帝国を創造できたのである。では、遊牧とはどんな生業であろうか。遊牧民はどんな生活をし、いかなる価値観を抱いて居るのか。第一回目は、モンゴルのテムジンという男の生い立ちを語り、遊牧社会の中で、チンギス・ハーンという指導者に成長していく歴史を振り返る。
【2】世界帝国の創造
ばらばらの遊牧民を統一した男、テムジンことチンギス・ハーンは世界征服を目指してユーラシア大陸を西へと、南へと進軍。それは、いにしえの匈奴や突厥(テュルク)が辿った路でもあった。世界最大の帝国を建立した秘訣はどこにあるのか。帝国はどのような原則で運営されていたのか。また、衰退した原因はどこにあるのかについて、探求する。
【3】チンギス・ハーン崇拝とその遺産
チンギス・ハーンのモンゴル帝国は歴史の彼方へと過ぎ去っていったが、その政治的・文化的遺産は今日まで脈々と継承されている。世界の秩序の原型もモンゴル帝国が作った、と歴史家に言われているほとであるが、その実例について再考する。また、日本でも「義経がチンギス・ハーンになった」という伝説があるくらい、世界各地にチンギス・ハーン崇拝の活動が見られるが、その目的と現代的な意義について考える。

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『日本陸軍とモンゴル ― 興安軍官学校の知られざる戦い』(中公新書)(ISBN:978-4121023483)
『チンギス・ハン ― その生涯、死、そして復活』(東京書籍)(ISBN:978-4487800810)
『草原と馬とモンゴル人』(日本放送出版協会)(ISBN:978-4140019153)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 大野 旭
肩書き 静岡大学教授
プロフィール 中華人民共和国内モンゴル自治区(南モンゴル)出身。モンゴル名はオーノス・チョクト、中国名は楊海英。『墓標なき草原 ― 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録(上・下)』(2009年、岩波書店)、『モンゴルとイスラーム的中国』(2014年、文藝春秋)、『チベットに舞う日本刀 ― モンゴル騎兵の現代史』(2014年、文藝春秋)、『日本陸軍とモンゴル』(2015年、中央公論新社)等著作多数。
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