講座詳細情報
申し込み締切日:2018-05-15 / その他教養 / 学内講座コード:310301
アメリカ映画を読む 性別・人種・年齢、境界を越える多様な愛の物語
- 開催日
- 5月17日(木)~ 6月28日(木)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 20,412円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 23,473円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・アメリカ映画を素材に、映像・作品の意味を主体的に読み取り、作品と能動的にかかわる楽しみを味わう。
・アメリカ映画を通して、アメリカの社会・文化・歴史の一端に触れる。
【講義概要】
愛は本来自由なものですが、社会の制度や価値観が境界を設けてきました。愛のあり方がセクシュアリティやエスニシティといった社会的問題とかかわっているからです。アメリカで異人種間結婚が合法化されたのは1967年、同性婚の合法化は2015年です。「社会の鏡」であるハリウッド映画はこうした社会の変化を敏感にとらえて、性別・人種・年齢といった境界を乗り越えた多様な愛の形を描いてきました。一方、リンクレイターの「ビフォア三部作」が高い評価を受けるなど、伝統的ロマンス映画も堅調です。この講義では、そうしたアメリカ社会の動向を踏まえて、最近のハリウッド映画が愛をどう描いているかについて考えたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 5/17(木) 『ラビング 愛という名のふたり』(2016年) 異人種間結婚合法化の道を開いたラビング対ヴァージニア州裁判を闘った二人を描く
第2回 2018/ 5/24(木) 『ミルク』(2008年) 米国で初めてゲイであることを公表して当選した政治家ハーヴェイ・ミルクを描いた作品
第3回 2018/ 5/31(木) 『キャロル』(2015年) パトリシア・ハイスミスの半自伝的小説を原作にした女性同士の愛の物語
第4回 2018/ 6/ 7(木) 『ムーンライト』(2016年) 黒人男性同士の友情と愛を繊細に描いたアカデミー作品賞受賞作品
第5回 2018/ 6/14(木) 『ビフォア・サンライズ ― 恋人までの距離』(1995年) ヨーロッパで出会った若い男女が過ごす14時間を描き、若者の共感を呼んだ作品
第6回 2018/ 6/21(木) 『ハロルドとモード ― 少年は虹を渡る』(1971年) 80歳の女性と20歳の若者の恋を描いた、ハル・アシュビーによるアメリカン・ニューシネマの異色作
第7回 2018/ 6/28(木) 『ライフ・ゴーズ・オン ― 彼女たちの選択』(2016年) アメリカ・インディペンデント映画を代表するケリー・ライヒャルトの最新作。三人の女性の人生が静かに綴られる
・アメリカ映画を素材に、映像・作品の意味を主体的に読み取り、作品と能動的にかかわる楽しみを味わう。
・アメリカ映画を通して、アメリカの社会・文化・歴史の一端に触れる。
【講義概要】
愛は本来自由なものですが、社会の制度や価値観が境界を設けてきました。愛のあり方がセクシュアリティやエスニシティといった社会的問題とかかわっているからです。アメリカで異人種間結婚が合法化されたのは1967年、同性婚の合法化は2015年です。「社会の鏡」であるハリウッド映画はこうした社会の変化を敏感にとらえて、性別・人種・年齢といった境界を乗り越えた多様な愛の形を描いてきました。一方、リンクレイターの「ビフォア三部作」が高い評価を受けるなど、伝統的ロマンス映画も堅調です。この講義では、そうしたアメリカ社会の動向を踏まえて、最近のハリウッド映画が愛をどう描いているかについて考えたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 5/17(木) 『ラビング 愛という名のふたり』(2016年) 異人種間結婚合法化の道を開いたラビング対ヴァージニア州裁判を闘った二人を描く
第2回 2018/ 5/24(木) 『ミルク』(2008年) 米国で初めてゲイであることを公表して当選した政治家ハーヴェイ・ミルクを描いた作品
第3回 2018/ 5/31(木) 『キャロル』(2015年) パトリシア・ハイスミスの半自伝的小説を原作にした女性同士の愛の物語
第4回 2018/ 6/ 7(木) 『ムーンライト』(2016年) 黒人男性同士の友情と愛を繊細に描いたアカデミー作品賞受賞作品
第5回 2018/ 6/14(木) 『ビフォア・サンライズ ― 恋人までの距離』(1995年) ヨーロッパで出会った若い男女が過ごす14時間を描き、若者の共感を呼んだ作品
第6回 2018/ 6/21(木) 『ハロルドとモード ― 少年は虹を渡る』(1971年) 80歳の女性と20歳の若者の恋を描いた、ハル・アシュビーによるアメリカン・ニューシネマの異色作
第7回 2018/ 6/28(木) 『ライフ・ゴーズ・オン ― 彼女たちの選択』(2016年) アメリカ・インディペンデント映画を代表するケリー・ライヒャルトの最新作。三人の女性の人生が静かに綴られる
備考
【ご受講に際して】
◆上記の映画を扱いますので、見ていない作品は、もし可能であれば事前に見ておいていただけると、講義をより理解できると思います。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆上記の映画を扱いますので、見ていない作品は、もし可能であれば事前に見ておいていただけると、講義をより理解できると思います。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 寺地 五一 |
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肩書き | 東京経済大学元教員 |
プロフィール | 1943年生まれ。東京外国語大学卒業後、同大学院修士課程修了。著書に『アメリカ一日一言』、訳書に『ノーム』、『去年を待ちながら』、『ウッドストック--1969年・夏の真実』、『マーシャン・インカ』、『ジョン・F・ケネディはなぜ死んだのか--語り得ないものとの闘い』、雑誌連載「私たちはなぜ先住民族について考えなければいけないか」など。長年国際交流ボランティアを続ける。 |