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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-05-08 / その他教養 / 学内講座コード:310218

山岳信仰 ― 日本文化の根底を探る

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
5月10日(木)~ 6月 7日(木)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
14,580円
定員
24
その他
ビジター価格 16,767円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・日本文化の多様性を、山岳信仰を通して考える。
・日本の近代を民衆文化の変化の観点から捉え直す。
・祭りと芸能についての理解を深める。

【講義概要】
日本列島で生活する人々の精神文化を育んできたのは変化に富む山であり、思想や哲学、祭りや芸能、演劇や音楽、美術や工芸などの展開に大きな役割を果たしてきた。その中核には山に畏敬の念を抱いて神聖視し、崇拝して儀礼を行ってきた山岳信仰がある。民衆は長い歴史を通して、霊山、霊場、聖地となった山との共感を通じて、日々の生活を見つめ直してきた。本講義は日本の風土に育まれた山岳信仰が現代で持つ意義を考えてみたい。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 5/10(木) 立山の浄土と地獄 ― 荒々しい火山が織りなす変化に富む景観の実態を通して他界の変容を読み解く。
第2回 2018/ 5/17(木) 富士山の歴史と民衆 ― 日本を代表する名山の歴史を探り、藝術と信仰の源泉の動態を探る。
第3回 2018/ 5/24(木) 戸隠山の縁起を読み解く ― 屏風のようにそそり立つ険しい聖山を巡る物語を通して歴史の変化を検討する。
第4回 2018/ 5/31(木) 英彦山の修験道 ― 西日本の山岳信仰の拠点で展開した修験道の持続と崩壊の歴史を探る。
第5回 2018/ 6/ 7(木) 鳥海山の山岳信仰と民俗芸能 ─ 縁起を読み解き、登拝口の集落で展開する神楽・田楽・舞楽の諸相を紹介する。

備考

【ご受講に際して】
◆2017年度秋学期の同名講座と一部内容が重複しますが、新しい内容です。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『山岳信仰 ― 日本文化の根底を探る』(中公新書)(ISBN:978-4121023100)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 鈴木 正崇
肩書き 慶應義塾大学名誉教授
プロフィール 1949年東京生まれ。山岳信仰と修験道、祭祀や芸能の調査研究を1973年以来継続してきた。日本山岳修験学会会長、日本宗教学会常務理事、日本印度学仏教学会理事を務める。日本関係の主な著作に『山と神と人』『神と仏の民俗』『女人禁制』『山岳信仰』などがある。海外ではスリランカ、中国貴州省、南インドを調査地とする。
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