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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-05-07 / 日本史 / 学内講座コード:210235

「戦後日本史」を考える 同時代史の面白さと怖さ

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
5月 9日(水)~ 6月20日(水)
講座回数
4回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
30
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「戦後日本史」とは、いったい、なんであるのか。いや、なんであったのか、ということを考えます。今期は思想の流れを軸に、戦後を通観します。
・「戦後日本史」は「歴史」でもありますが、と直接につながってもいます。同時代史ということです。同時代史としての「戦後日本史」を考えていきます。

【講義概要】
「戦後日本史」は、私たちが、何らかのかたちで関わってきた同時代史です。その「戦後日本史」を考えることは、同時代史ならではの面白さと怖さとが同居しています。たとえば、知っているはずの「戦後日本史」ですが、世代によって見え方が異なります。また、ある人にとって「戦後」はすでに終わっていましょうが、別の人にとっては、いまだ「戦後」ということもあるでしょう。経験してきたことによって、そしてをどのように考えるか、ということによって戦後史像が異なるのです。これは、別の言い方をすれば、「経験」と「記憶」を手掛かりに「戦後日本史」を探るという試みによって、複数の「戦後日本史」像を知るということになります。けっしてひとつではない「戦後日本史」--このこともまた、「戦後日本史」の面白さと怖さにつながっていくことになるでしょう。「戦後日本史」を考えることの醍醐味が、ここにあります。
本講座では、こうした観点から「戦後日本史」をあらためて考えてみます。今期は「戦後思想史」として、時期区分をしながら、戦後思想の様相を探ってみましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 5/ 9(水) 戦後史と戦後思想史−はじめに
第2回 2018/ 5/23(水) 戦後の啓蒙家たちー主導する知識人
第3回 2018/ 6/ 6(水) 戦後思想と戦後文学−思想としての文学
第4回 2018/ 6/20(水) 啓蒙への批判ーあらたな地平へ

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『戦後史入門』(河出書房新社)(ISBN:978-4309413822)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 成田 龍一
肩書き 日本女子大学教授
プロフィール 1951年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、ひきつづき、大学院文学研究科で近現代日本史を学ぶ。博士(文学・早稲田大学)。著作に、『戦後史入門』(河出文庫)、『「戦後」はいかに語られるか』(河出書房新社)など。共著に、『岩波新書で「戦後」をよむ』(岩波新書)などがある。
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