講座詳細情報
申し込み締切日:2018-04-21 / その他教養 / 学内講座コード:210225
江戸ことば・東京ことば
- 開催日
- 4月23日(月)~ 6月18日(月)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,328円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 26,827円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・江戸語がどのようにして形成されたのか、またどのように変化したのか、その概要について基本的な知識を得ること。
・江戸時代の各時期を代表する話しことばの資料を読み、江戸語の具体的な内容にふれること。
・東京語の形成と近代日本語における東京語の位置づけとについて知ること。
・東京を中心とする現代の首都圏のことばについて、具体的にその状況を知ること。
【講義概要】
江戸はもともとは周辺部と同様に関東方言の話される地域でしたが、徳川幕府の成立にともない、全国各地から多くの人々が移住して急速に大都市化し、そこで話されることばも大きな影響を受けました。江戸のことばは、徐々に日本語の中心をしめるものとなり、近代以後には東京語として全国共通語の土台になりました。江戸という都市が生み出した文学作品や、明治以後の東京語を反映した文学作品などを通して、江戸、東京のことばの推移にふれていただきます。現在では、下町のことばとしてイメージされているような「東京弁」も稀薄化していますが、一方で、新しい首都圏方言が生み出されています。現代の最先端の東京語の実態も紹介します。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/23(月) 江戸語の世界(1)
第2回 2018/ 5/ 7(月) 江戸語の世界(2)
第3回 2018/ 5/14(月) 江戸語の世界(3)
第4回 2018/ 5/21(月) 江戸語の世界(4)
第5回 2018/ 5/28(月) 江戸語の世界(5)
第6回 2018/ 6/ 4(月) 東京語の形成とその役割
第7回 2018/ 6/11(月) 首都圏のことば(東京弁・多摩方言)
第8回 2018/ 6/18(月) 首都圏のことば(東京アクセントの特徴と変化)
・江戸語がどのようにして形成されたのか、またどのように変化したのか、その概要について基本的な知識を得ること。
・江戸時代の各時期を代表する話しことばの資料を読み、江戸語の具体的な内容にふれること。
・東京語の形成と近代日本語における東京語の位置づけとについて知ること。
・東京を中心とする現代の首都圏のことばについて、具体的にその状況を知ること。
【講義概要】
江戸はもともとは周辺部と同様に関東方言の話される地域でしたが、徳川幕府の成立にともない、全国各地から多くの人々が移住して急速に大都市化し、そこで話されることばも大きな影響を受けました。江戸のことばは、徐々に日本語の中心をしめるものとなり、近代以後には東京語として全国共通語の土台になりました。江戸という都市が生み出した文学作品や、明治以後の東京語を反映した文学作品などを通して、江戸、東京のことばの推移にふれていただきます。現在では、下町のことばとしてイメージされているような「東京弁」も稀薄化していますが、一方で、新しい首都圏方言が生み出されています。現代の最先端の東京語の実態も紹介します。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/23(月) 江戸語の世界(1)
第2回 2018/ 5/ 7(月) 江戸語の世界(2)
第3回 2018/ 5/14(月) 江戸語の世界(3)
第4回 2018/ 5/21(月) 江戸語の世界(4)
第5回 2018/ 5/28(月) 江戸語の世界(5)
第6回 2018/ 6/ 4(月) 東京語の形成とその役割
第7回 2018/ 6/11(月) 首都圏のことば(東京弁・多摩方言)
第8回 2018/ 6/18(月) 首都圏のことば(東京アクセントの特徴と変化)
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 高梨 信博 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 早稲田大学文学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は日本語の歴史。国立国語研究所国語辞典編集資料『国定読本用語総覧』(三省堂)の編集に携わる。論文に「近世語資料としての御触書」(『言語変化の分析と理論』、おうふう)などがある。 |
名前 | 三井 はるみ |
---|---|
肩書き | 国立国語研究所 助教 |
プロフィール | 東京都出身、東北大学大学院修了。昭和女子大学講師を経て、1997年より国立国語研究所主任研究官。研究テーマは方言の多様性と変化。主な業績に、『方言文法全国地図 3~6』(国立国語研究所編)、『方言学入門』(共著、三省堂)、Webサイト「首都圏の言語の実態と動向に関する研究」等。 |