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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-04-18 / 世界史 / 学内講座コード:110307

オリエントの考古学 メソポタミア都市文明の形成

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月20日(金)~ 6月29日(金)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
37
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
現代都市文明のルーツ、古代オリエント。古代オリエント世界はつねに最先端を走り、その中心的な役割を果たしていたのがメソポタミアの都市でした。本講座では、メソポタミアで都市文明がどのように形成されていったのか、都市の誕生から領域国家の完成にいたる「流れ」に沿って、考古学的な目線で理解することを目標にしています。

【講義概要】
まず講師の敢行したカラチからアテネにかけてのオリエント横断の旅をご紹介しながら、関連する世界遺産などについて解説します。つぎに、古代オリエント世界への導入としてバベルの塔と『ギルガメシュ叙事詩』を説明して、人類の拡散、定住生活と食糧生産の開始について概説します。そして、メソポタミアにおける都市化、ウルク都市の誕生、シュメール都市国家の競合、アッカド統一王朝をへてウル第3王朝による領域国家の完成といった、メソポタミア都市文明の形成について大まかな流れを解説いたします。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/20(金) オリエント横断の旅 (1)−モヘンジョダロからガンダーラまで
第2回 2018/ 4/27(金) オリエント横断の旅 (2)−ペルセポリスからアテネまで
第3回 2018/ 5/11(金) オリエント概説−バベルの塔と『ギルガメシュ叙事詩』
第4回 2018/ 5/18(金) いかにしてヒトは人になったのか−人間らしさの獲得
第5回 2018/ 5/25(金) 温暖化と寒冷化への適応−定住化から食糧生産へ
第6回 2018/ 6/ 1(金) メソポタミアにおける都市化−水利施設の工夫と神殿建立
第7回 2018/ 6/ 8(金) 最古の都市ウルクの誕生−街の軸線と銀の開発
第8回 2018/ 6/15(金) シュメール都市国家の競合−楔形文字と青銅器の開発
第9回 2018/ 6/22(金) アッカド王朝のメソポタミア統一−長距離交易と貨幣の発明
第10回 2018/ 6/29(金) ウル第3王朝による領域国家の完成−ジッグラト、度量衡、官僚制

備考

【ご受講に際して】
◆これまでの拙講「オリエントの考古学」の内容を踏まえていますが、初めて受講される方でも大丈夫です。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『都市の起源 古代の先進地域=西アジアを掘る(講談社選書メチエ)』(講談社)(ISBN:978-4062586238)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 小泉 龍人
肩書き 東京大学東洋文化研究所特任研究員、早稲田大学講師
プロフィール 1964年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科後期博士課程単位取得満期退学。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は、西アジア考古学、比較都市論、古代ワイン。おもな著書に『都市の起源』(講談社)、訳書に『考古学のあゆみ』(朝倉書店)など。国立科学博物館の特別展「ワイン展」に携わる。
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