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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-04-05 / 日本史 / 学内講座コード:110215

筆跡が語る日本史

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 7日(土)~ 6月 2日(土)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
30
その他
ビジター価格 26,827円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・文字の美醜にとどまらない、書かれた文字の「かたち」がもつ歴史性やその意味について考える。

【講義概要】
「字は人をあらわす」というように、文字には書き手の人柄や個性が映し出されるものだと考えられていますが、筆跡のもつ情報はそれだけにとどまりません。前近代の人々の筆跡には、その人の生育った環境や政治的立場などが反映されており、文字の美醜以外にも、様々な情報が含まれます。また、現代ではほとんど意識されない書風や書体にまつわる慣習や決まりも色々ありました。そうした筆跡の情報から何が分かるのか、書かれた文字の「かたち」がもつ意味を、日本の政治社会史や文化史との関連から読み解いていきます。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/ 7(土) 筆跡研究の今昔―文書の真贋判定と筆跡論―
第2回 2018/ 4/14(土) 「文狂い」の時代―時代の狂騒が生んだ特異な筆跡―
第3回 2018/ 4/21(土) 筆跡はもう一つの“顔”―自筆の意味―
第4回 2018/ 4/28(土) 漢字の文書・仮名の文書―文字遣いの差が語るもの―
第5回 2018/ 5/12(土) 書跡の和様と唐様―皇統の争いと書風の意外な関係―
第6回 2018/ 5/19(土) 弟の文字を兄が写す?―足利尊氏・直義兄弟が残した奇妙な文書―
第7回 2018/ 5/26(土) 執筆姿勢と書体―文書の様式と形態を筆跡から考える―
第8回 2018/ 6/ 2(土) 再発見された先祖の書風―人が他人の筆跡を真似ることの意味―

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 宮﨑 肇
肩書き 東京大学史料編纂所特任研究員、早稲田大学講師
プロフィール 1972年千葉生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は、日本中世史、文字文化史。東京大学史料編纂所「電子くずし字字典データベース」の開発・高度化の研究に従事しているほか、早稲田大学で書道の授業を担当。
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