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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-04-09 / 日本史 / 学内講座コード:110203

日本の近世 近世の幕開けから近世中期まで

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月11日(水)~ 6月20日(水)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
日本史の近世(江戸時代)については、エコロジー社会、リサイクル社会、隣同士が仲良く暮らす社会、先祖から子孫へ家族を維持していく社会など、好感のイメージで語られることが多くなっていますが、ドラマ・小説などでは、きびしい支配や身分格差の社会として描かれることも少なくありません。実際はどういう状態だったのか。時期を分けたりさまざまな問題を取り上げたりしながら、通史として広く理解できるように致します。春講座では、18世紀前半、八代将軍の頃までをお話しします。

【講義概要】
近世の幕開けは、江戸幕府成立よりも、織豊時代あたりから見るのがよいと思います。そこから「幕藩体制」と言われる時代に移っていきますが、幕藩体制の中でも大小の画期があって、時代相が変化していきます。政治の変化を追ったり、立ち止まって社会の仕組みを観察したりしながら、18世紀前半まで話を進めていきます。当時の人々の、行動や考え方に近づくために、毎回、いくつかの「史料」を紹介します。日本史の講義ですが、日本の政治や社会の営みが、どういう国際的環境の影響を受けながら進んだのかということも見落とさないように、東アジアやヨーロッパとの関係にも触れていきます。「家」(人)の盛衰もあわせてとりあげます。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/11(水) 乱世の戦国時代から治世(惣無事)の江戸時代へ
第2回 2018/ 4/18(水) 将軍就任直後に徳川家康が発した「安民」宣言
第3回 2018/ 4/25(水) 朝廷(天皇・公家)・寺社と幕府(将軍・大名)
第4回 2018/ 5/ 9(水) キリスト教禁止と天神仏、日本の誓約方法と救済観念
第5回 2018/ 5/16(水) 東アジア諸国・ヨーロッパ諸国との国際関係
第6回 2018/ 5/23(水) 村と町、三都と城下町、民間社会の成長と課題
第7回 2018/ 5/30(水) 家綱・綱吉政権期に伸張した文治政治
第8回 2018/ 6/ 6(水) 近世政治の特徴と学問・思想の興隆
第9回 2018/ 6/13(水) 近世の労働文化・家事文化と技術・技法
第10回 2018/ 6/20(水) 享保の改革政治  徳川吉宗と大岡忠相の法制化推進・都市政策

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『江戸時代(第12刷)』(岩波書店)(ISBN:4-00-500336-2)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 深谷 克己
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 早稲田大学文学部助手から教授まで歴任。専門は日本近世史。著書に『士農工商の世』(小学館)、『江戸時代』(岩波書店)、『江戸時代の身分願望』(吉川弘文館)、『田沼意次』(山川出版社)、『東アジア法文明圏の中の日本史』(岩波書店、2012年)、『民間社会の天と神仏』(敬文舎、2015年)。
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