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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-04-10 / 日本史 / 学内講座コード:110201

日本の古代

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月12日(木)~ 6月21日(木)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
70
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
時代のなかで、何かの事件や変化が起きる。それは、大きな裾野をもった事柄のごく一部が噴き出した現象であることが多い。そこで周辺の古代史概説を交えながら、古代の政治・経済・文化のトピックス的な出来事の表裏を明らかにしてみよう。

【講義概要】
6世紀中葉に伝えられた仏教は、一度はなぜ受け入れを拒まれ、また一転して受け入れられたのか。
律令国家は鑑真になにを期待し、それなのになぜ彼の伝えた戒律は守られなかったのか。
学界に吹き荒れた大化改新はなかったという説は、いまどうなっているのか。
国風文化はほんとうに国風といえるのか。
日本や周辺諸国では、中国文化はどう受容されるものだったのか。
平将門の乱はどうして失敗したのか……などなど、飛鳥時代までで6話、奈良時代での8話、平安時代での6話を通じて、古代びとが直面していた社会の実相を明らかにしていく「日本の古代」の前篇10話。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/12(木) 追う弥生人、逃げる縄文人 ―縄文から弥生へ、なにが起きていたのか―
第2回 2018/ 4/19(木) 三王朝交替説と騎馬民族征服王朝説は、歴史研究に何を問いかけたか
第3回 2018/ 4/26(木) 蘇我氏は、仏教導入に何を展望していたか
第4回 2018/ 5/10(木) 聖徳太子はいなかったのか、誰が創ったというのか
第5回 2018/ 5/17(木) 「大化改新はなかった」という説は、どうなっているのか
第6回 2018/ 5/24(木) 万葉集と懐風藻に見られる文学世界と現実の差とは
第7回 2018/ 5/31(木) 藤原京から平城京に誰がなぜ遷したのか
第8回 2018/ 6/ 7(木) 日本語文はどういう工夫で作られ、古代びとは字にはどういう思いを寄せていたか
第9回 2018/ 6/14(木) 中国律令を模倣して作られた日本律令の誤算と現実とは
第10回 2018/ 6/21(木) 皇后になったこともない元正女帝がどうして即位したのか

備考

【ご受講に際して】
◆講義内容は、2017年度とほぼ同じです。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『古代史の謎を攻略する[古代・飛鳥時代篇]』(笠間書院)(ISBN:978-4-305-70492-4)
『古代史の謎を攻略する[奈良時代篇] 』(笠間書院)(ISBN:978-4-305-70493-1)
『日本史の謎を攻略する』(笠間書院)(ISBN:978-4-305-70720-8)
『思い込みの日本史に挑む』(笠間書院)(ISBN:978-4-305-70779-6)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 松尾 光
肩書き エクステンションセンター講師
プロフィール 1948年東京都生まれ。学習院大学大学院博士課程単位修了。博士(史学)。高岡市万葉歴史館主任研究員・姫路文学館学芸課長・万葉古代学研究所副所長など歴任。兼任で鶴見大学・中央大学・早稲田大学常勤講師を務めた。日本古代史専攻。単著14冊、編著11冊。最近作は『現代語訳魏志倭人伝』(新人物文庫)。
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