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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-04-11 / 文学 / 学内講座コード:110117

明治文学の面白さ、「細君」「金色夜叉」「二百十日」「野分」

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月13日(金)~ 6月22日(金)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・近代文学の名作を、さまざまな角度から読み込む試みを続けていきます。
・よく知られた名作以外にも、改めて読むと興味深い問題が出てくる隠れた作品にも照明を当てます。
・小説を読む面白さを探究するとともに、文学者の仕事が時代の中でどう拡大していくかにも注意します。

【講義概要】
今年度の春学期は、明治文学の代表的な作品を扱います。まず、坪内逍遥の短編「細君」(明治22年)を読み、近代小説の心理描写の位相を確認し、引き続いて明治期の代表的長編である尾崎紅葉の「金色夜叉」(明治30~36年)を読み進めます。後半は、夏目漱石の作品から「二百十日」(明治39年)と「野分」(明治40年)の2作を扱います。明治という過度的な時代に、3人の文学者がどういう作風の中で、自分の個性を発揮したかに注意し、これらの作品の魅力を探っていきたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/13(金) 坪内逍遥「細君」の分析・その1
第2回 2018/ 4/20(金) その2
第3回 2018/ 4/27(金) 尾崎紅葉「金色夜叉」の分析・その1
第4回 2018/ 5/11(金) その2
第5回 2018/ 5/18(金) その3
第6回 2018/ 5/25(金) その4
第7回 2018/ 6/ 1(金) 夏目漱石「二百十日」の分析・その1
第8回 2018/ 6/ 8(金) その2
第9回 2018/ 6/15(金) 夏目漱石「野分」その1
第10回 2018/ 6/22(金) その2

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『日本近代短篇小説選 明治篇1』(岩波文庫)(ISBN:978-4-00-311911-2)※「細君」収録
『金色夜叉』(新潮文庫)(ISBN:978-4-10-107401-6)
『二百十日 野分』(岩波文庫)(ISBN:978-4-00-360024-5)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 中島 国彦
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 1946年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。公益財団法人日本近代文学館専務理事。日本近代文学専攻。著書『近代文学にみる感受性』(筑摩書房)、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)、『漱石の愛した絵はがき』(共編、岩波書店)など。岩波書店版『白秋全集』『荷風全集』編集委員。
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